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仕事を辞めて障害年金で生きるメリット・デメリット
今回は障害年金を受給して生きるメリットとデメリットについて書いていきたいと思います。
仕事を辞めて障害年金で生きる選択肢が注目される理由
まずは仕事を辞めて障害年金で生きるという選択肢が注目される理由について書いていきたいと思います。
仕事を辞めて生きる、つまり労働をキャンセルすることを考える界隈というのは昔からありました。
その有名な例としては、Xでの生活保護界隈とか、中国でいえば寝そべり族のような若者たちです。
彼らは働くことを最低限にして、消費をできるだけせずに生きることを考えてきました。
ただ、その具体的な方法を指南する人はほとんどいなかったと思います。
その具体的な方法として生活保護を勧める人はいましたが、水際作戦に合ったり、ケースワーカーから適当に扱われたりして、その扱われ方は自治体によっても変わりますが、決して豊かな生活とは言えなかったのです。
また、豊かで安全な生活を築くには資本の蓄積が必要ですが、生活保護の場合はそれができないという点も気になります。
そこで出てきたのが障害年金FIREという生き方です。
障害年金で暮らすメリット
障害年金なら自治体のケースワーカーなどからずさんな扱いを受けずに済みますし、何より資本の蓄積によって資本主義をうまく利用することができるのです。
例えば障害厚生年金2級をもらっている人ならば、月に7万円で生活して、それ以外に残った3万円を株式投資に回すことが可能です。
こうすることによって、資本主義社会の中でのクワドラントは投資家となり、豊かな生活を送ることが可能になります。
それまで労働者として資本主義市場で搾取の対象となっていた人が、一晩にして資本主義での勝ち組となれるのです。
一般的に資本主義の勝ち組は投資家と経営者と言われていますが、経営者になるには自分がかなり働かなくてはいけないのでかなり大変です。
よって投資家になるのが我々一般人における勝ち筋だと思います。
障害年金で生活することによってそうした生活を一気に手に入れることができるのはかなり大きいと思います。
また、働かなくてはいけないという資本主義社会が求めてくる強迫観念の内面化から逃げることができます。
資本主義社会に生きていると、労働者からスタートするのが普通なので、その精神として「働かなくてはいけない」という強迫観念が内面化される人がほとんどです。
しかし障害年金を受給することでそうした強迫観念から逃げることが可能になります。
働くプレッシャーから逃げることが正当化されるのです。
障害年金を受給するデメリット
デメリットとしてまず挙げられるのが、ライフイベントを経験する機会の減少だと思います。
結婚や妊娠、出産というライフイベントを普通の健常者は経験することになりますが、そうしたイベントを経験する機会やチャンスは圧倒的に減るでしょう。
しかしそれが悪いことだとは私は思いません。
なぜならそうしたライフイベントは自分を不幸に陥れる可能性も高いからです。
実際、結婚しても1/3の人は離婚することになりますし、出産した子どもが障害を持って生まれれば親となった人は後悔の念にさいなまれるでしょう。
つまり、「ライフイベントを経験すること=幸せになる手段」だとは言えないのです。
よってライフイベントを経験する機会が減ってしまってもそれを悲観的にとらえなければいいだけだと思います。
また、障害年金の受給によるデメリットとしては、再就職の難しさが挙げられます。
障害年金を受給するには働いていないという状況が必要ですから、履歴書の空白期間ができてしまいます。
そうした空白期間があるとどうしても再就職がしづらいのが今の日本です。
しかしこれも対策の余地があると私は考えています。
空白期間があっても、その期間に個人事業を立ち上げたり、自分の趣味を充実させることには意味があると思います。
なにも雇われて働くだけが人生ではありません。
自分がこれまで培ってきた経験やスキルが生きる仕事を自分で作り出すというのはひとつの良い経験になりますし、それを履歴書に書いてもいいと思います。
実際、私はこうしてうつ病になってしまった経験をnoteで記事にして収益を得ているわけですから、経験を仕事に変換したことがある人の一人です。
経験を仕事にすることができると、自分の人生のほとんどがコンテンツになっていきます。
もはや履歴書がどうとかそうしたことは考えていません。
人生そのものがコンテンツ化すれば成功も失敗もすべてが糧になっていくのです。
よって空白期間があっても何も怖くないという気持ちになれます。