勝ち目のない地位争奪戦をあきらめて障害年金で生きる
今回は勝ち目のない地位争奪戦をあきらめて障害年金で生きている私の実情について書いていきたいと思います。
そもそもうつ病は勝ち目のない争奪戦を戦わされることによって引き起こされる
最近進化心理学の本を読むことが多いのですが、そこにはうつ病という病が進化の過程で必要だったということが書かれていました。
進化の過程では、同じ種の中で競争が繰り返されるわけですが、その中で勝ち目のない争奪戦を戦わされるのは死に直結します。
例えば、自分よりも体の大きな雄に対して頑張って戦いを挑んでも勝てないのを想像してもらえばわかりやすいと思います。
そのように、勝ち目のない戦いにはできるだけ参加しないようにしてきたのが人間なのです。
よって私たちの脳というのは、勝ち目の戦いに参加させられていることがわかるとうつ病になって自動的にその活動をストップさせるようにできています。
つまりはあきらめが肝心ということであり、あきらめないと命の危険があるということになります。
資本主義は自然と競争に巻き込まれる
ところでいま私たちが生きている資本主義社会は自然と競争に巻き込まれるようにできています。
例えば資産がどれだけあるのかといった競争や、年収がどれだけ高いかという競争を日夜繰り返しています。
もちろん競争というのは終わりがないので、やがては勝ち目のない戦いにも巻き込まれて行きます。
その結果、さっき説明したように人間はうつ病を発症して、競争の舞台から降りることになります。
これは自然な反応であり、永遠に競争という名のラットレースを走らされるよりも生存には有利に働きます。
ラットレースを走らされている限りは終わりがないので心の安寧などは手に入らないことは確実でしょう。
障害年金を受けてラットレースから自分で降りる
私が言いたいのは、そうしたラットレースのような終わりのない競争に終わりを告げて、自分から降りろということです。
うつ病になった時点で、あなたは資本主義の競争には負けた、もしくは向いていなかったという証明なのです。
よって障害年金を受けて、資本主義の中で行われる年収の競争や、出世競争から降りてしまいましょう。
少なくとも私は障害年金を受給できて、終わりのない資本主義の中の競争から降りることができたので、心身共に充実しています。
障害年金の受給は幸せへの第一歩だと言えるでしょう。
心の安寧を手に入れて新しい世界へのカギを手に入れましょう。
障害年金は新しい世界へのカギであり、全く新しい世界をあなたに見せてくれます。
日々の生活費にヒーヒー言いながら疲弊する毎日から逃れることができるのです。