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就労移行支援事業所を利用して就職するにはどうしたらよいのか

今回は私が通所している就労移行支援の特徴を紹介しながら、最終的に就職できる就労移行支援の特徴というテーマで書いていこうと思います。

基本的には自分でやりたいことを選べる

わたしが通所している就労移行支援は基本的にはやりたいことをじぶんで選んでやるという方式をとっています。

なので動画編集の勉強をしている人もいればExcelの勉強をしている人もいるという感じでかなりラフな事業所です。

自由な事業所ということで、私にとってはメリットが多いように感じます。やはり最初はストレスなく通所したいと思っていたので、ぎちぎちにやらなければいけないスケジュールでびっしりになってしまうことは避けたかったのです。

なので今の事業所のように、来る時間もそうだし、帰る時間も自由。それに時間をどのように使うのかも本人次第というスタイルは自分に合っていると思います。

自由な就労移行支援事業所のデメリット

ただし、やはりメリットだけではなくデメリットももちろん存在していると思います。

それは緊張感がなさすぎるという点です。本来であれば就労移行支援事業所というのは模擬職場のようなスタイルが望ましいと思っています。

それなりに緊張感があり、最終的な就職に向けて気持ちの準備をすることができる事業所であってほしいというのが自分の望みです。

しかし、就労移行支援事業所というのは特別支援学校などの生徒も通う施設となっています。つまり、そこまで緊張感をもって運営してしまうと、ついていけない生徒が出てきてしまうのです。

事業所側としては、学校と同じように能力としては低い人に合わせるのが普通ですから、どうしても緊張感のない運営になってしまうというのが実情だと思います。

就職は最終的には自分次第

そして最終的にはやはり自分次第なところがあります。就労移行支援事業所の最終的な目標としてはもちろん就職を目指していくわけですが、それに漏れてしまって、就職をできない人というのも少なからず存在します。

そうした人の特徴としては、そもそもの能力が低かったり、学歴や職歴に傷があったりなど、さまざまな原因が考えられますが、一番大きい原因はやはり就職活動を積極的に自分で行わなかったことだと思います。

求人なども就労移行支援にまかせっきりにするのではなく、じぶんで積極的に動いてどういう求人が労働市場に転がっているのかを敏感にキャッチしなければいけないのです。

たとえば自分で転職サイトに登録して求人を毎日見てみるとかそうした努力は必須になってくるでしょう。

就労移行支援が提示してくる求人というのは基本的にはハローワークに載っているようなあまり質の良くない求人がほとんどです。

もちろんそれ以外にも職場体験を含めた求人を提示してくれはするのですが、本当によい求人情報は自分で動かないとなかなか手に入れることができないというのが現状だと思います。

実際、私が見た限りでは、就労移行支援事業所経由で就職できるところよりも、大手企業が直接自社のサイトなどで募集している求人のほうが条件のよいところが多いと感じます。

やはり最終的には自分で求人を見つけて応募するというようなことが必要になってくるのかもしれませんね。

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