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発達障害グレーゾーンで苦しんでいる人が医者を変えるべき理由

今回は発達障害のグレーゾーンと診断された人がいますぐ医者を変えるべき理由について書いていきたいと思います。

発達障害グレーゾーンの範囲は医者によって異なる

まず、医者によって発達障害のグレーゾーンの範囲というのは異なります。つまり、同じ人を異なる何人かの医者に見せれば、一人は発達障害と診断するし、一方で発達障害ではないと診断する医者もいるのです。

つまり、医者によって発達障害と診断する基準はかなり異なる印象があります。例えば、私が2番目にかかった医者は、そもそも発達障害の存在を否定している昔ながらの医者でした。よって、その医者からは私は発達障害の診断を得ることができませんでした。

しかし、3番目にかかった医者は、私が「仕事をする中で作業速度でついていけない時がある」ということを話したら発達障害の可能性があるということでADHDの治療薬であるストラテラを処方してくれました。そのおかげで私の不注意が減って、日常生活でかなり生きやすくなった実感があります。

医者によって発達障害の診断の基準がかなり異なってくるので、発達障害のグレーゾーンと診断された人は、きちんと「あなたは発達障害です」と診断してくれる医者に変えるべきでしょう。

なぜなら、そう診断してもらった方が治療につながって、日常生活や社会生活の生きにくさが軽減されるからです。発達障害のグレーゾーンでは治療につながらず、現在感じているであろう生きにくさは全く軽減されないでしょう。

ADHD治療薬のストラテラの効果

私が発達障害と診断されてから処方されたストラテラの効果はかなり大きかったと思います。具体的には、フラッシュバックが減って、毎日の仕事というか作業に集中できるようになりました。

私はこうして毎日noteを書いたり、資格勉強をしたりしているのですが、それに取り掛かるまでの速度が早くなりました。これまでは朝食を摂り終えてからまったりとしてしまって、なかなか作業に取りかかれない日が多かったのです。

しかし、発達障害と診断してもらって、ストラテラを処方されてから、大体80mgを超えて摂り始めたころでしたが、作業に取り掛かるまでの時間が短縮されて、すぐに作業に没頭できるようになりました。

また、私は家族の中でお風呂掃除を任されているのですが、ADHD由来の不注意で毎日のようにお風呂掃除をするのを忘れてしまうことが多かったです。忘れるたびに母親に怒られるので、そのたびに自分に腹が立って仕方がありませんでした。

しかし、ストラテラを取り始めてからというもの、お風呂掃除は午前中に済ませることができるようになり、母親から注意されることもかなり減りました。結果的に、その不注意というのはADHDという特性によるものであり、治療可能な症状だったわけです。

これがADHDといつまでも診断されないでいる限りはその症状を改善できる可能性は低かったわけです。ADHDの症状で起こっていると認識できたからこそ治療薬によって改善することができました。

発達障害グレーゾーンの診断は全く意味がない

発達障害のグレーゾーンという診断は全く意味がないと言えます。患者が発達障害由来の症状で苦しんでいるというのに、それを治療しないというのは患者を見殺しにしているのと同じことだと私は思います。

よって、グレーゾーンという診断を下すような医者はすぐに変えるべきだと思います。そんな医者よりも、きちんと「あなたは発達障害です」と診断してくれる医者のもとにいって治療薬をもらったほうが良いと思います。

そのほうが結果的に症状が緩和される可能性が高くなり、生きづらさも解消されるでしょう。

私は自分が発達障害だときちんと診断されるまで、自分の症状が発達障害由来のものだと気づきませんでした。それゆえに20年以上も親から怒られながら育ちました。

早くから自分が発達障害と診断されていれば、すぐに治療を開始でき、自己肯定感も育てることが可能だったかもしれません。

今現在、発達障害グレーゾーンと診断されて苦しんでいる人がいるならば、発達障害を専門に診ている医者のもとに行ってきちんとした診断と治療をしてもらってください。

必ずそれはあなたのためになると思います。

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