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[ブロマンタン]ビバンセやコンサータの代わりになりうる薬を発見しました
うつ病に効きそうな個人輸入できる未承認薬・適応外薬
— アフリカから (@from__Africa) January 25, 2024
・ブロマンタン
抗うつ薬でドーパミンとセロトニンの両方の再取り込みを阻害します
・メマンチン
認知症の薬ですが、ケタミンと類似した作用機序を持っています
・クロニジン
高血圧の薬ですが、抗不安作用、不眠症状を改善する作用があります
@from__Africaさんというアカウントがブロマンタンという薬について言及されていたので、私なりにこの薬物について調べてみました。
今回はそのブロマンタンの効果をテーマに書いていきたいと思います。
精神刺激薬でありながら抗不安効果がある
ブロマンタンについては主に海外の動画が参考になりました。日本のウェブサイトだと詳しい情報はあまり得ることができませんでした。
海外の動画によると、ブロマンタンはリタリンやコンサータのような精神刺激作用があるものの、それによくある副作用の、不安が増強されるということがなく、むしろ抗不安効果を持つことが示唆されていました。
ブロマンタンは1980年代にロシアで開発され、オリンピックでのドーピングに用いられたことからもわかるように、精神を刺激してテンションを上げながらも、不安を軽減させて競技パフォーマンスを上げることに役立っていたとされています。
作用機序としてはまだわかっていない部分が多いものの、セロトニンとドーパミンの両方の再取り込みを阻害するので、その点については日本で小児に処方されるADHD治療薬のビバンセに似た仕組みがあるのだと思います。
ビバンセは中枢神経の刺激作用があり、なおかつドーパミンやセロトニンの再取り込みを阻害して脳内の濃度を上昇させる薬です。
後述しますが、ブロマンタンの副作用や離脱症状はかなり限定的だという意見が海外の動画では見受けられるので、「マイルドなビバンセ」みたいなものなのかもしれません。
副作用や離脱症状は限定的である
また上記の動画では副作用や離脱症状はかなり限定的であることが示されていました。
この動画の作成者はモダフィニルというかなり強い精神刺激薬を日常的に使っていたり、カフェインを一日に400mg摂取していたりするので、それに比べればかなりマイルドな使い心地だったのでしょう。
実際に彼は動画の中でブロマンタンの使用についてはあまり積極的ではなく、むしろあまり効果がなかったという旨の主張をしています。
普段からコンサータやビバンセなどの精神刺激薬を使っている人であれば、おそらくブロマンタンを使った際にはマイルドであるという感想を抱くと思います。
モダフィニルの日常使用の代用になる
また、上記の動画ではブロマンタンを25mg摂取することでモダフィニルの代用になることが主張されていました。
モダフィニルは高血圧や離脱症状においてかなり副作用の大きい薬物です。その代わりに効果も大きい精神刺激薬ですが、その代用としてブロマンタンが適している可能性が示唆されています。
モダフィニルは突発性過眠症やナルコレプシーに使う薬なので、これを向知性薬として用いることや日々の仕事のパフォーマンスを上げるために使うのはあまりよくないと言えるでしょう。
ブロマンタンはその代用になるくらいですからあまり副作用も大きくないと言えます。
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