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就労移行支援事業所から応募できる障害者雇用の求人の質
今回は就労移行支援事業所から応募できる求人はどんなものがあるのかについて書いていきたいと思います。
基本的には非正規雇用の求人である
就労移行支援事業所のパソコンからは、その事業所から応募できる求人票を見ることができます。
これは私が就労移行を利用してから1週間くらいたった時に知ったのですが、事業所にあるパソコンに求人のファイルが入っていて、そのファイルを開くとなんと障碍者雇用の求人だったのです。
私はまだ体調的に就職活動をできる状態にないので求人をみてもあまり意味はないのですが、今後のためにもどんな求人があるのか興味があり、実際にファイルを開いてみてみました。
求人をざっと見るとやはり障碍者雇用の求人がほとんどということもあって、非正規雇用、つまりアルバイトや契約社員での採用がほとんどでした。
ハローワークの求人よりも質は高い
しかし、いわゆる大手の求人もかなりあり、それなりに質の良い求人がそろっているなと感じました。
たとえばハローワークから応募できる障碍者雇用の求人を調べると、実際には障碍者雇用と言ってもA型作業所の求人だったりすることがけっこうあります。
しかし、就労移行支援事業所が持っている求人はそれなりに大手の、しかもホワイトカラーの求人がかなりそろっているのであきらかにハローワークの求人よりも質はよいのではないかと思いました。
仕事内容もExcelやWordが使えれば応募できる求人が多く、それほど難易度は高くないと感じるものが多かったです。
福利厚生もしっかりとしている
さらに、福利厚生や給料もそれなりにしっかりとしている求人が多かったように思います。
たとえば年間の休日数が120日を上回っているとか、交通費がきちんと払われるとかそうした最低限の福利厚生は整っていました。
やはり障碍者が働くうえで福利厚生はそれなりに気になります。なぜなら障碍者雇用で就職活動をする以上、働きやすさを第一に考えている人がほとんどだと思うからです。
そもそも給料が高い仕事を選ぶのだったらクローズで自分の障害を開示せずに就職活動をしたほうが良いことになります。
しかし、そこをあえて開示しながら就職活動をするということは、給料よりも働きやすさを重視しているということだと思うのです。
実際に私も就職活動の段階になったら障害を開示して就職活動を行ういわゆるオープンで就活を進める予定です。
やはり働きやすさは障碍者雇用においてトップクラスに気にすべき事項であり、それを求めて障碍者雇用にたどり着いたということができます。
最低限の給料を保証されながら、それなりにしっかりとした障碍者雇用の求人を求めている人は就労移行から障碍者雇用の求人に応募することもありなのではないかと思います。