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障害年金で永久認定を獲得する方法
今回は障害年金で永久認定を獲得する人の特徴について書いていきたいと思います。
永久認定になりやすい障害の特徴
まず永久認定とは、更新をせずとも障害年金をもらい続けることが確定することを言います。
具体的には、手足の欠損などの身体障碍がある人は永久認定になる可能性が高いと言われています。
人間の場合は身体障碍を一度でも負ってしまうと、そのあと時間が経過しても障害が完治しないケースが多いからです。
精神の場合も、時間が経過したり、追加の治療を施しても病気の症状が固定化してしまっているということを示せれば永久認定になりやすいと言われています。
具体的には双極性障害のI型や統合失調症などの病気ですね。
双極性障害のI型というのは、躁と鬱を繰り返す双極性障害の中でも躁の上がり方が大きい病気のことを言います。
双極性障害だと、躁状態になって体力や精神力の消耗を防ぐために、リチウムなどの抗躁薬を飲み続けなければいけないため、障害年金の申請でも永久認定を取りやすいと言われています。
また、統合失調症も薬物治療がほぼ一生必要になってくるので永久認定を取りやすいと言われています。
特に精神病院でずっと入院治療をしているような人というのは永久認定の対象になってきます。
障害年金の等級も1級や2級という感じになって、障害年金の金額も大きくなる傾向にあります。
私の知り合いで障害年金が永久認定になった人
私の知り合いには障害年金が永久認定になった人がいるのですが、その人は知的障害でⒶの認定をもらった人です。
つまり、最重度の知的障害と診断されているということです。
知的能力的には5歳児の能力しかないと言われています。
ただ、行動範囲的にはパチンコ屋にて障害者雇用で働いていて、そこまで金銭的には困っていません。
しかし、重度の知的障害という生まれつきの障害があるために、障害年金は永久認定で障害基礎年金の2級をもらっています。
またもう一人の永久認定をもらった人は統合失調症を患っていて、入院治療をずっとしている人です。
統合失調症の陽性症状が出てしまうと、保護室に隔離しなければいけないほど暴れてしまうので入院治療が欠かせません。
通常の健常者と同じような生活はほぼ見込めないといった感じです。
もちろん薬物治療も行っていますが、それでは症状を抑え込むことができずにずっと入院治療を受けています。
そうしたように、活動範囲がベッドの付近に限られてしまうと、障害年金の1級や永久認定を取りやすいと言われています。