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地域を旅する大学の新入生。入学して1か月どうしてる?

こんにちは。さとのば大学 note編集部です。

新年度がはじまり1か月。育った土地を離れ、10人の新入生が地域暮らしをスタートさせました。この1か月をどう感じ、どのように過ごしているのでしょうか?
今回は、新入生3人の座談会からさとのば生の様子をお届けします!


座談会メンバーのご紹介

地域に入ってみて感じること、シェアハウス暮らし


ー五城目に滞在してるはるくん、シェアハウス暮らしはどうですか?

はるくん:他のさとのば生と3人で古民家シェアハウスに住んでいます。古民家といってもリノベーションされているので家は過ごしやすいです。リビングに集まって一緒にご飯を食べたり、リラックスしたい時は個室に行ったり、楽しく過ごしています。

シェアハウス内リビングはぬくもりがあって温かい雰囲気。

ー五城目町に行く前と暮らし始めての印象はどう?

はるくん:五城目町は想像より関わってくれる人が多くてホッとしています。人があたたかくて、地域の人から食材をもらうことがあったりお母さんみたいに「困ったらうちに来なよ」と言って気にかけてくれる人と出会えたり。今週末はその方の出店のお手伝いをさせてもらう予定になっていて、関わりが増えてきています。
シェアハウスからコンビニや朝市が行われる場所は近いけど、大きなショッピングモールは車で10分程。みんなで乗り合わせてまとめて買い出しに行ったりもしています。

朝市出店のお手伝いをしました

ー宮城県女川町で暮らし始めたごたけ、女川は今年さとのば生のみのシェアハウスになりましたね。暮らしてみてどうですか?

ごたけ:女川は徒歩圏内で十分生活ができるコンパクトな町です。今年はさとのば生だけのシェアハウスが新しくでき、今は5名のさとのば生で暮らしています。リビングでボードゲームで遊んだり、それぞれ作ったご飯を食べながら談笑したりしてます。
さとのば生以外にも地域おこし協力隊やお試し移住のために女川へ来る若者はいて、同世代との交流の機会もあります
この前は、有難いことに地域の方がお米を30キロも分けて下さって、おかげでしばらくお米には困らない日々です。
神社のお祭りで神輿を担いで、1日かけて町内を回ったのはへとへとに疲れたけど、この1か月の中でも印象的な出来事でしたね

お祭りで神輿を担いで町を巡りました。

ーそんな風に地域のイベントやお祭りに声をかけてもらうこともきっとこれから増えていきますね。長野市に暮らし始めたちーちゃん、長野はこの中で一番大きなまちだけど、どう感じていますか?

ちーちゃん:私は実は高校時代も下宿生活をしていたので、シェアハウス自体で暮らすことに大きな変化は感じてないんです。でも、今のシェアハウスは他大学の学生も住んでいて、他大のサークル活動にもお邪魔したり、交流が生まれています。
町には人がたくさんいるけれど、その中で偶発的な出会いが生まれるのが面白いです。

偶然の出会いから生バンド付きで歌うことに!

ー1か月とは思えない濃厚な日々。まちの人たちに見守られ、交わりあいながら、プロジェクトの芽が出てくるのが楽しみですね。

さとのば大学のオンライン授業はどう感じてる?

ーさとのば大学のオンライン授業は週に3日の午前中。その他にホームルームの時間も設けています。きっと高校時代とは異なる学びを新入生としてどう感じていますか?

はるくん:最初はZoomやオンラインツールの使い方が分からなかったけど、だんだんと慣れてきました。普通の大学みたいに聞いてるだけの講義かなと思っていたけど、聞いてるだけではなくワークも多くてびっくり。いい意味で想像と違いました。

ごたけ:1日3時間って長い気がしたけれど、自分が話す時間もあるので長く感じないです。これまで小中高の学びでは使わなかった脳を使っている感じがして楽しんでます。
基本的にはオンライン授業は、地域事務局が運営するコワーキングスペース「女川フューチャーセンターCamass」に行ってZoomにつなぐようにしていて、そこで地域事務局の方ともよく顔を合わせます。

ちーちゃん:入学前は授業の想像がつかなかったけど、インプットだけでなく2~3人で分かれてシェアするなど、アウトプットできる場があるのが嬉しいです。その日学んだことを声に出すことで定着する感じがします。
それに、考え方や方法論は自分の行動によって変わってくる実感もあって、おもしろいです。

全国各地からオンラインでつながる授業

通信制大学とのダブルスクール、それぞれ進みは?

ー3人ともさとのば大学が提携するネットの大学managaraの地域イノベータコース生として、経済学士の取得も目指していますね。通信制大学の講義は履修ペースを自己管理していくことが大変とも聞きますが、みなさん出だしはどんな感じですか?

はるくん:なかなか気分が乗らなくて進められない日も多いのですが、ダブルスクールしているさとのば生でグループがあって、そこで進捗共有したり声を掛け合うことでやる気を出しています。

ちーちゃん:私も登録はしたけどまだ手を付けられておらず、進め方を模索中です。

ごたけ:一応コツコツ毎日やろうと思っていて、継続が大事かなと。

ー通信課程だと孤立しそうなイメージもあるかもしれないけど、仲間がいてみんなで励まし合えるのって大きいですね!


オンライン授業以外の時間の過ごし方は?

ー地域に暮らすことそのものが気づきと学びの連続であるのがさとのばの特長でもありますが、皆さんどんな過ごし方をしてますか?

はるくん:朝市通りを歩いて顔見知りの人と話したり、近くにある美大や他大学にも行ってみたりと、つながりを見つけています。地域事務局の方がシェアハウスに様子を見に来てくれたり、人を紹介してくれたりも。

ごたけ:地域事務局の方に誘ってもらい、BBQをするなど交流の機会があります。シェアハウスでは個室があるので趣味の時間も持っています。

ちーちゃん:授業がオンラインなこともあるので、とりあえず散歩がてら毎日外に出るようにしています。お気に入りのおにぎり屋さんも見つけました。それと、民宿や居酒屋の単発バイトもしています。

他のさとのば生と一緒に出かけることも。

さとのば大学へ入学検討されている方へひとこと

はるくん:自分を見つめなおし、視野を広げたくて入りました。僕と同じような気持ちの人にも来てもらえたらなと思います。

ごたけ:挑戦心や好奇心のある人にはぴったりだと。入りたいと思ったのなら、その気持ちに従ってきてほしいし、他の大学とは違う楽しさがあるので来て損はないです

ちーちゃん:自分でこの道を進むことを決断して入ってくれたらなと思います。ここには応援してくれる人がたくさんいるので、何でもいいからチャレンジする気持ちを持っている人には合っていると思います

ー入学してわずか1か月ですが、すでにさとのば生としての面持ちで語る3人の姿がとても逞しく、これからの活動が楽しみですね!

地域事務局に誘ってもらい女川のまちを眺められる場所へ

■新入生が授業の学びを発表するオープンキャンパス開催!【6/8(土)】

今回のオンラインオープンキャンパスでは、通常のオンライン説明会の拡大版として、さとのば生による発表タイムも◎新しい学びの形、さとのば大学の学生の姿を見に来ませんか?

https://satonova.org/archives/events/240608

■暮らしながらプロジェクトを実践する、さとのば大学の学びのフィールドは全国各地

さとのば大学では、4年間1年ずつ多様な地域へ留学し、地域での様々な人との出会いや対話を通して自分自身の関心を探り、マイプロジェクトへと繋げて実践していきます。ぜひあなたらしさが活かせる地域を、見つけに行きませんか。

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