GAFA 四騎士が創り変えた世界:第3章
【Apple】
iPhoneはスマホのマーケットシェア(台数)は14.5%
だが利益率は79%と独占している(2016年)
Appleは人間の本能を揺さぶる
鳥の大きな美しい羽のようなもので不合理だがセクシー
脳からの冷静になれという指令(意味がない、こんな余裕はない)を
制圧してしまう
Appleは人間の本能を刺激するような商品を生み出し続けている
元々はパソコンおたくのコンピューターだったジョブズは
コンピューターを持ち歩くような、見せびらかすようなものを目指し、
コンピューター当為概念を捨て、高級品志向にシフトした
他社の製品よりも機能面が劣っており、価格は高かったが
その美しさは人々を魅了した
iPad、iPhone、Apple watch、これらを平気な顔で買える富裕層は
世界の1%に過ぎない
Appleその超レア感を求めた
友人や、対面でその上位数%だということを
さりげなくアピールするためには?
その方法はとても簡単
「最新のiPhoneを持てばいい」
Appleの顧客はスマートでセンスがいいと信じている
Appleの猛攻でつぶれる可能性があるのは1000ドル未満のものを売る
中間レベルの高級品ブランド(マイケルコース、スウォッチ他)
これらの顧客は出費に慎重だ(服より、携帯電話やコーヒーを気にする)
では、自由に使えるお金はどこに消えるのか、、、
代わりに買うのはもちろん「新しいiPhone」
高級品を買えば感情のスイッチが入る
幸福感や成功を感じさせるセロトニンが急上昇する
おそらくそのせいで他人から魅力的に見えるのだろう
なぜ人はぜいたく品を持ちたがるのだろうか、、、
それは力を示すことができ、モテるから
「とても単純」
強い方が子孫を残すためには有利である
人間としての本能がAppleを求めるようさせているようだ
高級ブランドは長生きする
野生のライオンの寿命は10-14年
飼育されているライオンは20年以上
なぜ飼育されている方が長生きするか、、、
理由は野生は王を取るために戦いで負った傷で死ぬ
飼育されていれば争いもない
王になりたいのはみんな同じ
強さ、スピード、暴力的なまでの攻撃力
失敗することを考えない鈍感さを備えた
若手が王を引きずり落そうと挑んでくる
Appleは携帯電話の市場から
高級ブランドに転換することで自ら若手の攻撃対象から外した
これはAppleの寿命を延ばすことだろう
アップルはテクノロジー会社ではない
人々に製品、サービス、そして感情を販売すること人は
かつて着ているもので判断され、今はなぜか食べるもので判断されている
しかしあなたが何者であるかはメールを打つ道具で判断されるようになった
Google、サムスンはAppleのように宗教的なイメージをまねることはなく
より性能のいい携帯電話を作ることを目指すだろう
Appleは引き続き世界最高ブランド、店舗に投資をしていくことだろう
次回はGoogleについて詳しく解説
続きが気になる方はぜひ購入を、、、
里野書店 店長より