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【今日の本】Day135
習慣が10割
吉井雅之 著 すばる舎 2018年
習慣とは「決めたことをコツコツ続けること」
習慣とは「自分との約束を守ること」
習慣が人生を決めている
人生を通して役立つ最強のスキル
未来を作るための最高の手段
❶[3セレクト]
①なぜ習慣が大事なのか?
”今の自分”は過去の習慣(言葉・行動・思考)など1つ1つの積み重ねでできている。
結果を変えたかったら、今すぐ習慣を変えるだけ。
年齢は関係ない。才能もいらない。
産まれたばかりの私たちは、誰もが等しく純粋無垢な存在。
才能の優劣はない。
その後の結果は、
”コツコツできる子”であるか”コツコツできない子”であるかだけ。
人に能力の差はない。あるのは、習慣の差だけ。
習慣は、資格や教養をはるかに超える強力な武器になる。
誰でもできるカンタンなことを続けて人生が変わる人が続出!
②すごい習慣は必要ない
フルコミッションの営業マン。
全く売り上げが上がらず、収入はほとんどゼロ。何とかこの状況を打開したいと思い、「毎日アポどりの電話を10本かけることを習慣にする」と決め、決めた通りに電話をかけた結果、1年後には営業所でトップの売り上げを達成した。
習慣は、1日2日続けたところで、目に見える結果は出ない。
しかし、誰でもできることを1年、2年と続けていれば、「自分は何か続けた」という自信がつき、何でも達成できるようになる。
過去を変えることはできないけれど、未来は今日の習慣から変えていける。
”毎日同じことをする”と決めてやり続けることはには、とてつもない力がある”
③なぜ、あなたの習慣は続かないのか
「脳」が楽しいことは続き、そうじゃないことは続かない。
・英会話は楽しくないけど、スマホゲームは楽しい。
・ダイエットは楽しくないけど、甘いものを食べるのは楽しい。
この違いが、継続するか、挫折するかの差となって現れる。
わたしたちの脳は、「快」を感じたものには、自ら接近していく。(接近反応)
「不快」を感じたものから、遠ざかろうとする。(回避反応)
要するに、人間は楽しいことしか続かない。
正しくても、楽しくなければ続かない。
+1:「ラク」と「充実」どちらをとるかが人生の分かれ目
習慣を作るために大事なこと。それは、人間が「安楽の欲求」と「充実の欲求」という2つの欲求を持っていること。
安楽の欲求・・「充実して生きたい」(食欲、睡眠欲、性欲の3大欲求のほか、物欲、支配欲、私利私欲)
充実の欲求・・「充実して生きたい」(自己実現欲や自己成長欲、価値創造欲や社会調和欲)
安楽の欲求が勝ってしまうと、習慣は続かない。頭では「これはやったほうがいい」と理解していても、ラクをしたいという欲求が強ければ、「やっぱりやめた!」と放り出してしまう。
人間は、どちらの欲求を追い求めるかで、思考と行動のパターンが決まる。
❷[マイエピソード]
5年も10年も先のゴールを思い浮かべて、ゴールにたどり着くために必要な「はじめの一歩」さえ踏み出してしまえば、あとは慣性の法則が働き、やめるのが気持ち悪くなる。
意志力に任せるから、挫折してしまう。たった1つのことが習慣化できれば、他のことも習慣化できるので、いろんなことができるようになり、楽しくなる。
「何かを達成することは難しい」というのは、私たちの勝手な思い込みで、結果が出せる出せないというのは、本当に誰でもカンタンにできることを、どれだけはやくから取り組んで続けているかだけの差だと感じます。
❸[今日からのアクション]
また新しい「習慣化」にチャレンジしている。
ブログ記事執筆者について
個人がハイパフォーマンスを発揮できる「心と身体の造り方」や「学びの効率化」「読書コーチング」など、個人の生活やビジネスの生産性を上げるサポートや講座を開催しています。