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[授業実践記]オンライン授業でPear Deck使ってみた🍐

休暇が終わり、オンラインでの新学期が始まった。

全員カメラオフなのも、呼びかけても決まった人しか返事してくれないのにもだいぶ慣れてしまったが、やっぱり反応が欲しい!!

ってことで、ずっと使ってみたかったGoogleアドオンのPear Deckを本格的に導入してみた。高校2年生のクラスはオンラインでも割と活発なので、とりあえず高校3年生のクラスで使ってみることにした。

このクラス、対面授業では「お願いだからもう少し小さい声で!」と言わなければいけないほどみんな大きい声で答えてくれるのに、オンラインだとさっぱり反応がない😢

この課は「学校の規則」という課で、「〜なければなりません」「〜なくてもいいです」「〜てもいいです」「〜てはいけません」の4つがメインの文法項目。

まずはテーマに興味関心を持たせるため、Youtubeをスクリーンシェアして日本の制服に関するニュースを見せた。(うちは女子高なので、女子生徒もズボンの制服を選べるようになったニュースを選んでみた)

ニュースの内容を確認してから、さっそくPear Deckの出番!ネットで拾ったこちらの写真を見せて、スカートとズボンの制服、どちらがいいかアンケートをとってみた。

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結果はこちら!

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それぞれ選んだ理由を聞いてみると、

スカート派「スカートの方がかわいいから」「タイは一年中暑いから、スカートの方が涼しい」

どちらもはきたい派「気分で選べていい」「どちらもいいところがある」

ズボン派は「動きやすいから」

という意見がそれぞれ出た。

次に、学校の規則について「〇〇ます/〇〇ません」の形で書くよう指示。

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学校のカバンを持ちます、つめを切ります、遅刻しません、毎朝朝礼をします、髪をそめません、などの答えがあった。

あとは絵を見せて文型を導入、
「〜なければなりません」の活用を練習、
絵を見て文を作る練習。

こちらは口頭で当てたり、Pear Deckで答えを書き込ませたりして進めていった。

最後に、学校の規則を「なければなりません」を使って書いてみてください、と指示。

学生が書いたものはリアルタイムで表示されるので、学生にはスクリーンシェアしていない状態で答えをチェック。

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髪を切りますの切りますは何グループですか?ないformはどうやって作りますか?

くつしたは、スカートやズボンと同じですから、「します」じゃなくて、何ですか?

こんな風にオンラインでも机間巡視している時と同じように、問いかけながら間違いを一人一人訂正できるって画期的!

今までは、ノートに書いた文を写真で撮ってGoogleクラスルームに添付させていたが、これなら即時フィードバックができるのでいい。

だいたい書き終わったら、きちんと書けている人には意味を説明してもらったり、言葉が足りないところを補ったりして、やっと終了。

参加しない(ネット環境でできない?)学生もいたけど、前回のオンライン授業に比べれば、学生たちが積極的に参加している実感が持てたのはよかったと思う。カメラオフでもレスポンスを感じられて嬉しかった。

デメリットはとにかく時間がかかること!学生たちは日本語のタイピングに慣れていないので、打ち間違いも多いし、ネット環境も人それぞれ。

導入に時間をかけたのと、オンラインは短縮授業になっているということもあり、いつもよりだいぶ時間がかかってしまった。

なかなか感染者が減らないタイ。まだまだオンライン授業が続きそうなので、もっと上手に教えられるよう試行錯誤していきたい。

Padletを使ってみた授業⏬


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Maestra Satomi(日本語教師@タイ)
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