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宮ヶ瀬湖ワーケーションのご提案〜「手しごとの家」で非日常体験〜

山か海か。緑か青か。
どちらが好きかと問われて、「山」ないしは「緑」と答える人には、ぜひ来てほしい宮ヶ瀬湖。東京都心から約50km、横浜や川崎の市街地から約40kmの近さにある丹沢山地に連なる山間に立地します。

湖に面した山間の地なので、「青」の風景も楽しめます

宮ヶ瀬湖はダム湖で、神奈川県清川村、相川町、相模原市の3市町村にまたがります。宮ヶ瀬ダムの放流ポイントとは反対側にあるのが清川村宮ヶ瀬地区。ここに、ワーケーション宿泊施設「宮ヶ瀬手しごとの家」を2022年10月にオープンします。

リノベーション前の「宮ヶ瀬手しごとの家」外観。物件のみならず外構も整備しています

このnoteを読んでいるADDress会員もしくは地元・近隣住民以外の人は、そもそも宮ヶ瀬がどこにあるか分からないと思うので、まずは位置関係から。
(※ADDressは、定額制の多拠点居住プラットフォームサービスで、神奈川県清川村には煤ヶ谷地区に1物件オープンしています)

車で行く際の新宿から「宮ヶ瀬手しごとの家」のルート

新宿を発着点とした場合、公共交通機関で来るなら、小田急線で「本厚木」駅まで行き、そこから1時間に1本の「宮ヶ瀬」行バスに乗り換えて「宮の平」で降ります。ただし、清川村内はバス停でなくても手を挙げれば降ろしてもらえるので、「宮ヶ瀬手しごとの家」の前まで乗って来ちゃいましょう。施設の向かいにある交番「宮ヶ瀬駐在所」が目印です。新宿駅から乗り換え時間も含めて、約2時間の行程です。

車で来る場合は2パターンあり、中央自動車道または東名高速道路のどちらかのルートを進み、約1時間半の所要時間で到着します。

では、宮ヶ瀬湖の宿泊施設「宮ヶ瀬手しごとの家」でのワーケーションの過ごし方について、オススメを3つ程ご提案します。

提案①専門書に書道、自分と向き合い「無」の時間を過ごす

せっかく都会の喧騒から離れたので、特に予定を入れずに静かに余暇を過ごすのもオススメです。

「宮ヶ瀬手しごとの家」は、1名用(シングルベッド)が2個室、2名用(シングルベッド×2)が1個室あります。それぞれの部屋はこじんまりとしながらも、窓に面して作業用の机と椅子が備えられているので、個室にこもって机に向かい、読書や執筆をする他、書道をたしなむこともできます。
なお、共有スペースも充実しているので、時間ごとにスペースを変えながら、気分転換もできます。

伝統工芸や民藝、伝統文化に関する書物を揃えます

伝統文化に触れてもらうことをコンセプトにした「宮ヶ瀬手しごとの家」なので、茶の湯や伝統工芸関連の書物を一通り揃えています。普段なかなか読むことのないそれらの書物を手に取って、個室で集中しながら専門書に読み耽ったり、リビングの掘り炬燵や廊下のソファでくつろぎながら読書をしたり。

ここに来ないと読めない本をパラパラとめくりながら、日本の伝統美に触れて、自分の「好む美的感覚」を発見する機会になれれば幸いです。

また、オーナーの私が書道好きということもあり、墨・硯・筆など書道一式を用意しています。硯に水滴を垂らし、墨を削って墨汁をつくるところから始めていただきます。初めて書道をする人には、初歩的な指導も行います。

こちらのオーナーの「旅する書道セット」ですが、同様の書道セットを提供します

自分の好きな言葉、四字熟語、座右の銘など、頭に思い浮かんだ言葉を筆におこすことは新鮮な体験です。文字に思いを込めて、筆先に集中していくと、自然と墨の香りが頭の中を浸透し、わずらわしい問題もフッと消えていきます。まさにリフレッシュ、気分転換を味わえる時間になることでしょう。

初夏に筆をとったので、「夏」の文字が入る好きな四字熟語を書きました

提案②伝統工芸品・民藝品の器に合う料理をアレンジする

「宮ヶ瀬手しごとの家」という名前の通り、この施設には伝統工芸品・民藝品の器を揃えています。産地の手しごとの品々をキッチンに備える家庭はなかなかないと思います。だからこそ、ここに滞在するからには、普段の食の嗜好を見つめ直す機会として、「器」からレシピを考えるという逆転の発想に挑戦してみてはいかがでしょうか。

器など手しごと商品は都度入れ替えを行い、バリエーションを増やします

食べたいものをイメージする→材料を購入する→調理する→盛り付ける。
というのが一般的な料理シーンですが、
器を選ぶ→盛り付けに合うレシピを考える→材料を購入する→調理する。
という逆転的な行程にあえてチャレンジしていただきたいのです。

いつも同じレパートリーの食生活を送っている人こそ、「伝統の器」から考える料理は発想の転換となり、新しい食体験を実現できる機会になるかと思います(私自身も体験者です)。「宮ヶ瀬手しごとの家」で一緒に過ごす旅人たちと共に、自分の作った「食の美」のレシピにチャレンジし、愛情込めて作った料理を皆でシェアし合うのもまた楽しい思い出になるはずです。

器の合わせた創作レシピはイマジネーションを掻き立てます

提案③宮ヶ瀬の自然に触れ合ってアクティブに過ごす

丹沢山地に接し、宮ヶ瀬湖畔の立地環境は、ウォーキング・ランニング・サイクリング・ハイキング・登山と、山や自然と触れ合える絶好の場所です。

丹沢山系に囲まれた緑の中でアクティビティを楽しめます

運動強度もソフト系からハード系まで、自分の目的に合ったトレーニングも可能です。

宮ヶ瀬湖畔園地は高低差もなく、ウォーキングやジョギングには最適です。
もう少し強度を高めたランニングをしたい人は、宮ヶ瀬地区と煤ヶ谷地区の坂道往復コース(片道5km)をオススメします。宮ヶ瀬から煤ヶ谷は下り、煤ヶ谷から宮ヶ瀬が上りです。1時間〜1時間半のトレーニングになります。

また、「宮ヶ瀬手しごとの家」はロードバイクの聖地として知られる「ヤビツ峠」の玄関口でもあり、ヒルクライマーの姿も多いのが特徴です。自転車好きであればロードバイクを持参して、ヤビツ峠に挑戦してみてはいかがでしょうか。

さらに、丹沢山系に接する宮ヶ瀬は、登山やハイキングコースも複数あります。清川村の観光案内の他、YAMAPの登山ルートなどを参考にしてみてください。ただ、丹沢には山ビルが多いので、服装には要注意です。

「宮ヶ瀬手しごとの家」プロジェクト、クラファン挑戦中

宮ヶ瀬ダムの底に沈むはずだった伝統的な養蚕農家の木造古民家を移築し、再利用のためにリノベーションを2022年6月より行っています。

リノベーションの一部費用やコンセプトに合う全国の伝統工芸品・民藝品の買付の他、それらの手しごと文化の次世代継承に向けた新しい生活様式に合う商品開発の費用を、クラウドファンディングで資金調達をしています。

日本の手しごと、伝統文化の継承にご興味・ご関心のある皆さまから、ご支援をいただけると幸いです。利用しているプラットフォームのシステム上、一定の目標金額を設けていますが、金額よりも支援者の数を増やすことで、この施設のコンセプトが実現できると期待しています。

手しごと好きな“住み込み管理人”も募集中![限定1名]

施設の運営をお任せしたい住み込み管理人を1名募集しています。
適性としては、

・人と接することが好きな人。
・田舎暮らしが好きな人。
・綺麗好きでお掃除が苦でない人。
・日本の伝統文化を伝えたい人。

定額制の多拠点居住サービス「ADDress」の家守(やもり)としても活動していただく想定なので、幅広い特典を用意しています。
詳しくは以下のnoteをご確認の上、お申し込みください。


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