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苦手なお客様が出てきた時の対処法

こんにちわ里だけです。
今回はセールスの本質的な話をしたいと思います。
本質的な話といえば、以前「お客様の頭の外にスイッチはない、頭の中にスイッチがある。」って記事を書きました。
以前の記事はこちら

お客様に苦手なタイプの人がいる

本日はお客様との向き合い方をお伝えしたいと思います。

営業の仕事をしているとメンバー(特に若手)から以下のようなことをよく言われます。

・ラポールしようとしたら話を切られて商品説明を求められて高圧的にかんじてしまった
・自分のペースで話をさせてくれない
・お客様と商談していて、相手が無口な人で何も話してもらえず、相手の沈黙や間が耐えられない
  → 間をつなぐために何か無駄な話をたくさんしてしまう
・厳しいことをズバズバ言われて萎縮してしまう

そしてなんとなくそのお客様が苦手になってしまう。
**
セールスも人間なので、多少なりとも苦手な人や人の好き嫌いぐらいありますよね。**

この記事を読んでくださっているセールスの方も心当たりがあるかもしれません。かくゆう僕も大小の違いはあるものの苦手なタイプの人はいました。
でも、それってある方法で克服できます。 僕はこの後書くことで克服しましたし、自分のメンバーにもいつも言っています。

苦手なお客様をそのままにしておくとどうなるのか?

苦手なお客様がいた場合、セールスはどういった行動を取るようになるのか?それはズバリ、その人を避けるようになるんですね。

仲のいいお客さまや自分の感覚に会う顧客には足繁く通ったり、頻繁にコンタクトをとるのに、苦手なお客様には極力接触しないようになり、できるだけメールだけで済まそうとしたり、なにかトラブルになりそうな時はできるだけ隠蔽しようとしてしまったりします

で、避けられているお客様はどう思うのか?
誰が考えてもそのセールスにいい印象を持たないですよね。
あまり連絡しないセールスよりも競合の足繁く通ってくる、懐いてくるセールスを優遇しようと思うようになります。

そんななか、些細なミスや行き違いが起こったりするとたちまち大きなクレームになってその担当セールスに襲い掛かります。
そうするとますますセールスは恐怖心や苦手意識を持ってそのお客様を避けていくようになります。負の連鎖なのですね。 困ったものです。

セールスが苦手だとおもうお客様は他の同業他社のセールスにも避けられている

一方で、セールスが苦手だと思うお客様には色々と共通するところがあります。
・威圧的なオーラを放っている
・無言、または口数が少なく感情が読みづらい
・異常に物事に細かく枝葉のことにもめちゃくちゃ突っ込んでくる
・言葉遣いが乱暴でガサツ、暴力的な一面がある
・人によって態度をコロコロかえる  など

上記のように、人に苦手意識を持たれる方にも何か要因があるものなのです。

ってことはですね、この担当者はいろいろなセールスに苦手がられているので、あまり親切にサービスを受けられたことがなかったり、全てのセールスがよそよそしく、何かと対応に腹立たしさをお餅になっていることが多いのです。

ってことはですね、(2回目w)これはビックチャンスなんですね。 はい。

こういったお客様はセールスに対してネガティブな感情を持っていることが多いのですが、そんな中親しみを持って接してくれるセールスがいると非常に可愛がってくれます。ちょっとくらいのミスも笑って許してくれるでしょう。そして競合他社のセールスが自社よりも有利な条件で話を持ちかけて来ても、あなたを大切にしているのでやすやすと乗り換えることはしないでしょう。

つまり、苦手だなーって思うお客様に出会ったら、それは幸運だと感謝しないとならないんです!自分を成長させてくれ、さらに、自分を優遇してくれるお客様になる可能性がある方だと。

「ありがとう!」って。
僕はいつも天に感謝します。笑

じゃあどうすればいいのか?

皆さんは、いや、そらわかってるけど、どーすればええねん?
嫌なもんは嫌やねん!って思ってるかもしれません。

答えは簡単なんです。
その人のことをめっちゃ好きになればいいんです。
具体的には、お客様とやりとりしていて苦手意識が出るタイプの人だと思ったら、その人の目をじっとみて「俺、この人めっちゃ好きやわー」て思い込むんです。

そして
「愛してますあなたのこと!」ビームを目からだすのです

めっちゃ好きやわーこの人ーって自分に言い聞かせ、思い込み、その人に接するとあら不思議、その人も自分のことを悪く思わなくなります。

人にはミラーニューロンというものがあって、相手の感情を自分の感情にリンクさせるというすごい機能があるんです。

なので、笑っている人を見ると楽しくなり、泣いている人を見ると悲しい気持ちになり、怒りを向けられると自分も怒ってしまったりする。

これは苦手だなーって思っている気持ちを向けられた時も同じように、作動します。自分のことをよく思っていない人の言動は何かわからないけども伝わるのです。 人間ってすごいですよね! つくづく感動します。

自分のことをよく思っていない人間のことは、同じようによく思わなくなります。

つまりあなたが苦手だと感じ、その感情を持った瞬間に相手に全て伝わり、それが跳ね返ってきて、もっと苦手に感じることが起こるようになっているのです。全ては自分で起こしていることなんですね。

逆に「この人めっちゃ好きやわー」っていう愛してるぜビームを出していると相手にも伝わり、悪い気はしなくなります。

またちょっとくらい細かくても、嫌なこと言われても、威圧的だったとしても自分が愛した人がやることであれば少々のことは見なくなるようになるんです。愛は盲目ですw そうやって接すると相手も自分をすいてくれている人へひどいことをしようとしなくなりむしろよくしてくれるようになります。
 愛している人であれば、足繁く接しますし、コンタクトもしっかりとります。そして、なにかトラブルがあった時も取り繕うのではなくしっかり説明し謝罪しリカバリー策を考え実行するものです。

そうなるとお客様もあなたを大事にするようになりますし、他のセールスによく思われていない中、あなたが大事にしてくれたならば人一倍大事にするでしょう。

そしてそう言った経験から自分が苦手だと思っていたタイプの人がどんどん減っていき、無理をしなくても全ての人を愛せるようになると思います。

セールスは自分を成長させる

全ての人を愛することができるように、苦手な人がでてきたら積極的にその人を愛するように務める。そんなことを繰り返していけば、あなた自身の人としてのレベルも大きく上がることだと思います。
まさに「汝の隣人を愛せよ」といったキリストの教えのようです。笑
(僕は無宗教ですが)

僕が営業という仕事に面白みを感じるのは、こういったことを通じて自分を大きく成長させることができることなのです。

営業は生き方です。

その人がどうやって生きてきたかが大きくその人の営業スタンスに出て来ます。この辺の話はまた後日書きたいです。

まとめ

まとめると、苦手に感じる人が出たらそれはチャンス。
セールス的なチャンスとともに、自分を大きく成長させるチャンスです。
そして苦手な人を愛する努力をしましょう。
「愛してるビーム」を目からだして訴えよう。
そうすると自ずと苦手じゃなくなり、とてもいい関係のお客様になること間違いなしです。

では、良いセールスライフを! 里だけでした。

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