いろいろある毎日に ひとりではないということ
こんにちは、TO-JIBAのひろみです。
マインドフルネスでは、慈悲の瞑想というものがあります。
相手の幸せを願うものです。
この人は、人生の中で様々な悩み苦しみを抱えています。
私と同じです。
この人は、幸せになりたいと願っています。
私と同じです。
この人は人生を通して学んでいます。
私と同じです。
そんな私と同じ人達が幸せでありますように。
宗教的に感じるかもしれません。
ですが、これは誰しもが持っている「思いやりや共感の部分」に敢えて光をあてるものです。
いつも自分事で一日が終わりますが、相手の幸せを願うことで、じぶんの心も温かくなります。
わかってくれると軽くなる
娘は足に病気を持っています。
以前入院したときに、同じ境遇の付き添いのお母さん達とよく話しました。
通りすがりにひと言交わすだけでも、すごく心が楽になります。
再発性のものなので、学校に通っている子どもは夏休みや冬休み目がけて手術します。
子ども用の車椅子が不足するくらい!
わたしのような新人だけではなく、顔見知りになっている方々もいます。
病気の治療は病院に任せるしかありません。
でも、みんな心にいろんな不安を持っています。
留守番させている兄弟のこと
再発の不安
付き添いの疲れ などなど…
話したってどうこうなるものではない内容を、みんな喋り、そして「私と同じ」である話に耳を傾け、誰も否定しません。
そのやり取りで、元気になります。
本当に心が楽になります。
みんな明るく穏やかに話します。
いろいろあったことでしょう。
珍しい病気なので、治療法がわからず、誰もがここに来るまで何軒も病院を巡っています。
きっとこのお母さん達も、私と同じように大変な思いをしたんだなぁ。
自然と、じぶんの子どもと同じように、このお子さん達が元気に暮らすことを願います。
先日こんなこともありました。
同じ道を辿ってきたよね
ハンドメイド作家さんで、何度か購入している方がいます。
販売者と客のやりとりを数回し、インスタをフォローしています。
先日、手作りのイベントで偶然出会い、他にお客さんがいない時に、話しかけられました。
インスタで知りました。お子さん不登校なんですね〜
実はうちも不登校なんです。
聞けば、お子さんは今高校生。
あれこれありながらも、今はバイトをしながら、通信の高校に通い、充実した毎日を送っているとのこと。
そして…
「私達、きっと同じ道を辿ってきたよね」
笑顔で言いました。
もう、そのひと言に想いが全て凝縮されています。
今までのいろんな出来事、その時の想いが走馬灯のように思い出され、涙が出そうに。
受け容れられなかったり。
子どもと大ゲンカになったり。
じぶんを責めたり。
疲れ果てて、体調を崩したり。
周囲からあれこれ言われて傷ついたり。
あちこち病院を巡ったり…
きっと、同じだ。
穏やかな今に至るまで、語り尽くせない葛藤があったと思います。
どんな専門家の解決策アドバイスよりも、染みる言葉でした。
短いひと言でしたが、心にあかりが灯ります。
あなただけではない
私は時々SNSに不登校の娘のことを発信します。
始めの頃の葛藤や、今不登校のまま娘らしく暮らしている様子など。
こうしたらいいですよ!なんてアドバイスなどできず、感じたことを、そのまま書きます。
案外と見てくれる人がいます。
同じ境遇の方もいれば、そうではない方も。
急に子どもに「学校に行きたくない!」と言われて焦った時、私の投稿を思い出して落ち着いた、と言ってくださる方もいます。
※ちなみに、娘は行きたくないではなく、「行かない」でした。強い人だ。
うちと同じだな。
イライラしたり、腹が立つのは仕方ないかも。
このまま学校に行かなかったとしても、もしかしたら何とかなるかもしれない。
感想は人それぞれ。
何かのお役に立っていたら、本当にうれしいです。
病気や、子どもの問題、望まない出来事がやってきます。
ショックです。
なんで私だけがこんな目に!
周囲のアドバイスに責められているように感じ、誰にもわかってもらえないような気持ちになることはあります。
ひとりじゃない
今、困難にぶち当たっている方、様々なことで悩んでいる方、あなたはひとりではありません。
そして、辛さや悲しさを知っているからこそ、人の痛みがわかり、相手の幸せを願うことができます。
あなたが、今何を感じているのか知りたいです。
ゆるやかに繋がっていきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
あなたの今日が良い一日でありますように。
自宅にいながら湯治場に。
オンライン上で心と身体が整い、本来の穏やかな自分に。
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毎週木曜21時から開催中
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