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アドラー派理論その1


2020年3月19日㈭です。今回はアドラーの理論のその1についてのアウトプットです。

家族療法カウンセラーには「理論を正しく理解すること」が求められます。

では、その「理論」について詳しく見ていきましょう!

フュ~イゴ~👇👇


アドラー派「理論1」

人は他者からの影響で性格や人格が形成されていきます。

「集団」という言葉からは何か特別な意味を連想させますが、最も身近な集団は「家族」であるといえるでしょう。

人は家族以外の多くの集団に属し、他者から様々な刺激を受けながら成長する中で、「自分」という存在を認識していきます。


『集団の中で自分の”存在価値”を確認し、自分の”居場所”を作ろうとするのです。』


この「居場所」が作れない場合、人は「疎外感」を感じ、その集団に属することが苦痛になります。

まずは、集団の中で「安全な居場所」を見つける事が重要です。

そして、「自分は一人ではない」「誰かが守ってくれる」という、他社関係から得られる感覚が大切なのです。


👆感想。
「誰かが守ってくれる」という感覚は甘えにも取れますが、誰も信じられない精神状態になる事もあるため、健全な意味で他者を信用する心を集団の中で見つける事が重要なのでしょう。



この理論をカウンセリングに活かす

カウンセリングでは「一人ではない」という感覚をクライエントに抱いてもらい、集団の中で効果的に生活できるよう、クライエントとともに他者との関係の持ち方を考えます。

カウンセリングに訪れる家族は、それぞれが孤立していたり、密着し過ぎていたりと、グループの関係性がうまく構築出来ていない事が多く見られます。

カウンセラーは、家族の関係性に注目し、その中で孤立せず、誰かと一緒にいることの有用性についてクライエントと一緒に考えていきます。

カウンセラーにとって最も大切なのは、クライエントの一番身近な関係性(家族)に注目し、その集団に適応した生活を遅れるよう、クライエントと一緒に考える姿勢なのです。



まとめ

✅人は、多くの集団に属し、その中で刺激を受けて成長していく。

✅集団の中で自分の居場所を見つけられないと疎外感を感じ、苦痛を抱く。

✅カウンセリングに訪れるクライエントというのは、何らかの理由により、集団にうまく適応出来ずに苦しみを抱えている。

✅カウンセラーは「自分は一人ではない。」という感覚をクライエントに抱いてもらい、集団の有用性をクライエントと一緒に考える姿勢が求められる。

👆感想
集団の中で自分の居場所が見つからないと疎外感を感じ、負のスパイラルに陥りやすいのだと思いました。
私も幼少期から様々な集団の中で孤立していました。
それが「不登校」「ひきこもり」の根源だったのではないかと思いました。

健全な意味での「自分は一人ではない」「守ってくれる人がいる」という感覚が非常に重要なのだと感じます。


はい。と、いうことで今回は以上となります。

お読み頂いてありがとうございます。

コメントもお待ちしておりますね。

では。



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