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カウンセラーとしての重要な3つの基本姿勢とは。

2020年3月29日㈰です。今回はカウンセラーとしての基本姿勢になります。

クライエントとカウンセリングを始める前にどのような事に気をつけなければいけないのか確認しましょう。

フュ~イゴ~👇👇👀


【クライエントを「個人」として尊敬する】

カウンセリングで最も重要なのはクライエントを「個人として尊敬する」ことです。

クライエントに対しては、態度が常に平等で、年齢、問題行動、これまで育ってきた背景などに関係なく、尊敬する気持ちを抱いてカウンセリングにとり組みます。

また、「クライエントを尊敬している」という姿勢がクライエントに伝わる態度を示す事も重要です。


【同情ではなく、共感する】

「同情」とは相手の ”苦悩・不幸” などのネガティブな感情を自分の身に置き換えて感じる感じる事です。

「共感」とは相手の ”心理状態を理解する” 事です。

この2つはよく似ていますが、違います。

相手の気持ちを自分に置き換えて、一緒にネガティブな気持ちに染まるのが「同情」であり、相手の全ての感情を理解するのが「共感」になります。

カウンセリングにおいては、一緒にネガティブな気持ちに染まってしまっては正しい解決にたどり着けなくなる恐れがありますので、「同情」には気をつけなくてはいけません。


【カウンセリングの方向性と目的を明確にする】

カウンセリングの場面で、クライエントが困っている問題(主訴)とは違う問題が浮かび上がり、クライエントが混乱する事があります。

ですのでカウンセリングでは「どんな悩みを、どのように解決していくか」という目的をしっかり定めておくことが大切です。

これにより、クライエントの混乱を避けられるようになり、軌道修正も明確に出来ます。

カウンセリングを行う場合は、まず、カウンセリングの方向性を見定め、カウンセリングの目的を定める必要があります。


【まとめ】

✅クライエントを個人として尊敬する。「頑張ってこられたのですね」など、敬意を見せることでクライエントとの信頼関係が生まれる。

✅ネガティブな感情に一緒に染まってはいけない。解決まで時間がかかるだけでなく、間違った方向に向かう恐れがある。

✅カウンセリングの目的、方向性を定めていないと、クライエントが混乱することもある。カウンセラーにとっても軌道修正の目安になるので、カウンセリングを始める際は「目的」「方向性」をしっかり定める。


👆感想。
「個人として尊敬する。」というのは当たり前ですけど、意外と落とし穴だと思いました。

なぜなら、カウンセラーは様々な知識があるので、「こんな事を考えているのか。人間的にレベルが低い」など、クライエントに対して差別的な感情が生まれやすいと思ったからです。

「教えてやろう」という感情が生まれないように気をつけたいと思いました。


はい。いかがでしょうか。

今回はこちらで以上となります。

よろしければコメントもお待ちしております。

最後までお読み頂きてありがとうございます。😁

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