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子供の問題行動の背景にあるものとは。

2020年3月23日㈪です。今回は子供の問題行動の背景を探ります。いろいろな考えがある中で、完璧な子育て論は存在しないのかもしれませんが、子育てについて大きな手がかりになると思います。

早速いきましょう。
フュ~イゴ~👇👇


子供が持つ環境問題

時代の変化で「子育て」も多様に変化をしてきました。

現代の子供たちは、少子化や遊び場の減少で同世代の子どもたちと触れ合う機会が減り、他者との関係を養う機会が減少しています。

さらに、子供と一番長く接し強い関係性を持つ「親」も、共働きなどにより、子供と触れ合う時間が減少しております。

親は「子供のため」と必死な余り、子供の気持ちをないがしろにしたり、追い込んでしまうことも少なくありません。


子供の問題行動の根本

アドラー派の心理学者は、『子供の問題行動の多くは、問題に取り組む意欲を親に奪われ、問題に立ち向かう勇気をくじかれた結果である』と考えました。

多くの親達は子供の問題行動は子供自身にあり、まさか親である自分が子供の勇気を奪ってしまっているとは思っておりません。

悪気も自覚もなく、子供が劣等感を克服しようと努力する機会を奪ってしまっているのです。

勇気をくじかれてしまった子供は、問題に向き合う元気を失い自分の殻に閉じこもります。

自分の殻の中では「なんでこんな扱いをされないといけないんだ」と感じ、親に期待する事をあきらめてしまい、子供は問題行動を起こすのです。


子供が問題行動を起こすことは親に強いダメージを与えます。

親はダメージに耐えながら、子供が問題行動を起こさないようにと様々な事を試みますが、かえってこじれてしまい、修復が難しくなる事があります。

完璧な人間などしませんし、完璧な親はいませんので、完璧な子育てというのも存在しません。

しかし、親の何気ない行動、良かれと思ってとった行動が子供に悪影響を及ぼすケースがあるという事を覚えておきましょう。


【まとめ】

✅アドラー派の考えでは『子供の問題行動の多くは、問題に取り組む意欲を親に奪われ、問題に立ち向かう勇気をくじかれた結果である』という考えである。

✅「これをやりなさい」「これはやめなさい」など、子供の自主性を奪うと殻に閉じこもり、問題行動を起こす事がある。

✅完璧な人間や、完璧な親は存在しないので、完璧な子育て論はないかもしれないが、子供にとっては親の存在は大きい。何気ない行動が悪影響を及ぼすケースがあることは理解しなければならない。

👆感想。
子供のかける時間が減少している時代ですので、時短で子育て、教育をしようとすると裏目にでる事があるのでしょう。
または、過保護も子供にとって自主性を奪う原因になってしまうと思いました。

はい。と、いうことで今回は以上となります。
よろしければコメントもお待ちしてます。

お読み頂いてありがとう😁


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