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【非言語からの情報収集】相手の仕草や態度には意味がある。

2020年4月11日㈯です。今回はクライエントの言語以外から情報収集するポイントについてのシェアになります。

注意するポイントや具体例も紹介しております。

早速まいりましょう。
フュ~イゴ~👇👇👀


【クライエントの行動から読みとれる事】

カウンセリングでは、質問の答えや話した内容だけに注目するのではなく、クライエントの話し方や行動からも感情や思考のパターンを読み取っていきます。

例えば、面談室の入り方や、椅子の座り方、目線の動かし方などからクライエントの気持ちを推察する事ができます。


カウンセリング中に見られる行動や様子は、クライエントを理解するために非常に重要な情報です。

ただし、
カウンセラーによる主観が強く入り込んでしまうと、間違った解釈をする場合がありますので注意が必要です。



【非言語から情報を読み取るには】

クライエントの行動から情報を得るには、「行動には目的がある」という事を意識して、その行動に隠された思いについて考えてみましょう。


日ごろ私達は、笑顔や涙などの表情で相手の気持ちを察知し、相手の気持ちを理解する事があります。

非言語からの情報収集はこれよりも高度なものになりますが、「相手に寄りそう」という意味では同じになります。


クライエントが直接語らなくても、行動が心理状態を投影している事があります。

例えば、ウソを付くとき自分の体に触れる(なだめ行動)や、カウンセリングに遅刻するようになったり、急にメイクが濃くなったりなどの仕草や態度の変化にも、クライエントの心理状態が隠れています。

ただ、このような気持ちの変化は、クライエントに質問しにくく、自分の想定と相手の気持ちが合致しているかの判断が難しいのです。


カウンセリングの過程や経緯でクライエントの心情をある程度察知できるようになりますが、さらに相手の気持ちを理解する「行動心理」の分野も勉強するとよいでしょう。



【行動や仕草から読み取れる具体例】

【面談室の入り方】
・自分から進んで入室するクライエントの心理状態
…カウンセリングに意欲的である。子供のクライエントであれば、行動的で雰囲気に溶け込みやすい性格の可能性がある。

・イヤイヤ入室するクライエントの心理状態
…カウンセリングへの抵抗感がある。自我が強く、周りに溶け込みにくい性格の可能性がある。


【椅子の座り方】
・深く座る心理状態
…安心している。周りによく見られたいという気持ちの現れの可能性がある。

・浅く座る心理状態
…危険を感じている。緊張している。不安を感じている可能性がある。


【目線の動かし方】
・目を見て話す
…意思がはっきりしている。問題に取り組もうとする意欲がある可能性。

・視線がキョロキョロしている
…自分に自信がない。不安である可能性。



【まとめ】

✅言語だけでなく、非言語にもクライエントの重要な情報が込められている事がある。仕草や態度を見逃さないようにする。

✅相手の仕草や態度については直接質問しにくく、カウンセラーの主観に頼る事がある。ゆえに間違った解釈をする事あるので気をつける。

✅非言語から相手の気持ちを知るには、「行動には目的がある」ことを意識して考えてみる事から始まる。より詳しくは行動心理学を学ぶとよい。


👆感想。
自分だったらどうするか。という部分を考えてみるのも、「相手を理解する」ためのトレーニングになると思いました。

また、行動心理学とは「相手の心理を丸裸にして、弱みを握ってやろう」という意地悪な使い方も出来てしまうので、取り扱いには十分に気をつけないといけないと思いました。


はい。いかがでしょうか。

今回はこちらで以上となります。

よろしければコメントもお待ちしております。

最後までお読み頂いてありがとうございます。😉



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