【必要な情報を引き出す】カウンセリングの具体例。
2020年4月9日㈭です。今回は、必要な情報を引き出す事についてより深くのシェアになります。
具体的な話しかけ例もご紹介します。😉
フュ~イゴ~👇👇👀
【クライエントから必要な情報を引き出す事の難しさ】
クライエントが問題解決とは関係のない話をすることがあります。
そして、信頼関係が確固たるものになっていない場合、クライエントの反応を見ながら”正対”を行うことは非常に困難といえます。
いずれも、無理に問題に向き合わせようとすると、カウンセリングが中断することも考えられます。
また、クライエントの性格上、話を遮ると怒ってしまう性格の場合、カウンセラーは話を止める事が出来ずに、クライエントからの情報に飲み込まれてしまう事があります。
最終的には問題解決に必要な情報かどうかの判断がつかなくなり、カウンセリングの方向性を見失ってしまう事もあります。
【必要な情報を引き出す時の2つのポイント】
クライエントから必要な情報を引き出す時には2つのポイントがあります。
①クライエントを尊敬する姿勢
②事前にシミュレーションする
の2つがとても重要です。
①クライエントを尊敬する姿勢を重視するのはクライエントとの信頼関係を崩さないためです。
クライエントがカウンセリングに必要のない話をしているのは、”自分の苦しさを語っている” ”自分の事を理解してほしい”という場面かもしれません。
一方的に話を遮るのではなく、クライエントの心に寄り添った対応を心がけましょう。
また、②事前にシミュレーションする理由は、情報収集とはカウンセリングであっても簡単に行えるものではないからです。
例えば、日常生活の中でも、一生懸命作業に取り組んでいる人に話しかけてしまうと集中力を遮ってしまう事があるでしょう。
そんなときは、どうやって話しかけたら良いか考えると思いますが、カウンセリングの場面でも同じで、どのように話を止めるか、質問するかを事前に考えておく必要があります。
日常生活でも、自分の事情と相手の行動に配慮したシミュレーションを行うとよいでしょう。
【クライエントの話を遮る時の具体的な語りかけ例】
①クライエントを尊敬する姿勢
②事前にシミュレーションする
を行なった上で、具体的にカウンセリングに必要な情報を引き出す例を紹介します。
①「ちょっとよろしいですか?今のお話の前にお話されていた〇〇という事が気になっているのですが、その事をもう少し教えて頂いてもよろしいですか?」
②「申し訳ありません。先程あなたがおっしゃった事でちょっと分からない点があったのですが、◯◯とはどんな事なのでしょうか?」
③「お話して頂いている所すみません。詳しくお話ありがとうございます。ちょっと気になっている事があるので、話を後戻りしてもよろしいですか?」
【まとめ】
✅カウンセリングとはいえ、クライエントから情報を引き出す事は難しい事である。
✅必要な情報を引き出す時は、①クライエントを尊敬する姿勢を意識する。②事前にシミュレーションする。を行います。
✅日常生活でも、自分の事情と相手の行動に配慮したシミュレーションを行う事で、カウンセリングのトレーニングになる。
👆感想。
用事があるのに相手の話が止まらず、困ってしまう場面や、機嫌が悪い人にお願い事をする場面をシミュレーションすると、カウンセリングのトレーニングになると思いました。😃
はい。いかがでしょうか。
今回はこちらで以上となります。
最後までお読み頂いてありがとうござます。😉
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