カウンセリング時の情報収集の仕方
2020年4月8日㈬です。今回は、カウンセリングの際に情報をどのように集めていくか、という部分についてのシェアになります。
カウンセリング内容から外れないような質問の仕方などをチェックしていきましょう。
フュ~イゴ~👇👇👀
【情報収集の目的】
情報収集はクライエントを理解して問題を解決するために行います。
しかし、クライエントが語る内容の全てに集中してしまうと、情報量が多くなり、カウンセラーは混乱する事があります。
時にクライエントは、取り留めもない話を続け、問題から逃げようとすることがあります。
これは、クライエントの嫌がらせという意味よりも、無意識に自分を守る為の行為といえます。
カウンセリングでは「どんな質問をクライエントにすると良いか」「なぜ、その情報を聞き出す必要があるのか」という部分を十分に考えてカウンセリングを行うと、不必要な情報に振り回させれることが少なくなります。
カウンセリングに必要のない内容を尋ねてしまわないように、事前に情報収集の計画を立てておく事が望ましいでしょう。
また、話がカウンセリング内容から外れたとしても、無理に話を遮らずに、自然な形でカウンセリング内容に戻すような働きかけを意識しましょう。
【情報収集計画を立てる際の心がけ】
カウンセラーは、提供される多くの情報からクライエントの思考や行動のパターンを見つけ出し、それによってクライエントを理解し、問題解決に必要な情報について考えを巡らせます。
そのために、事前に情報収集計画を立てておき、必要な情報とそうでない情報を頭の中でシミュレーションしておく事が重要です。
計画を立てる時は、
①IPが示す問題について
②他の家族がIPをどう思っているのか。
③典型的な家族の一日の過ごし方。
という3つの事柄に注目して計画を立てるとよいでしょう。
【まとめ】
✅クライエントが話す事全てが問題解決のヒントになるとは限らない。
時に、クライエントは問題と向き合うのが怖くなり、話をはぐらかせる事がある。
✅話が本題を外れても無理に、話を遮らないようにする。自然な形でカウンセリング内容に戻すように心がける。
✅クライエントに対して「どんな質問をすればよいか」「なぜ、その情報を聞く必要があるのか」の部分を考えて、事前にシミュレーションしておくのがよい。
👆感想。
クライエントが問題の本質に触れられるのが怖くて、話をはぐらかせる気持ちは、よく理解できます。
カウンセラーは、話をはぐらかされても気持ちを落ち着かせる事が大切だと思いました。
はい。いかがでしょうか。
今回はこちらで以上となります。
よろしければコメントもお待ちしております。
最後までお読み頂いてありがとうございます。😃
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