子供は親の道具である。子供自身の生きる理由なんて最初から無く、だからこそ自由に決めていいし決めなくてもいい。
子供は親の道具である。
どう考えたってそうだ。
私たちは皆、自身に何の決定権もなく、ある日突然この世に存在させられる。
生きてみたいとも生きたくないとも思うことなく、ある日突然生きることを強制される。
子供が好き、自分の家庭を持ちたい、意中の相手を結婚という形で縛りたい、労働力が欲しいなどなど理由は様々あるだろう。
ただ総じて言えるのは、子供は親の何かの目的のために作り出された、言わば道具である。
私たちが生まれた理由は「親」にあって、私たち自身には無い。
自分にとっての生