【ご報告】 初めての著書『No.2じゃダメですか?』を出版しました!
皆さんこんにちは!
株式会社かたわら代表の佐藤です。
2022年の秋にプロジェクトを立ち上げ、約1年間をかけて執筆した初めての著書『No.2じゃダメですか?』(出版元:逆旅出版)がこのたび2024年1月29日、ついに発売となりました。(電子版は2月2日リリース予定)
書籍出版に至るまでとクラウドファンディングを行なった経緯につきましてはこれまでのnoteにてまとめさせて頂いておりますので、もしよかったらこちらもご覧下さい。
このnoteでは人生初のクラウドファンディングに挑戦してみて、そして実際に自身の本が完成し手にしてみて感じたことを振り返ってみたいと思います。
本をつくる、ということ
この「No.2じゃダメですか?」は僕自身が学生時代からずっと自分が主役というよりは組織のリーダーや夢を追いかけている人の隣で「支える」ポジションにいることが多く、また、そのポジションにいることが自分らしさを一番発揮出来ていたこと。
そして、今僕自身が全国の中小企業や自治体にて組織創りを伴走型のオーダーメイドで手がける仕事をしている中でほとんどの組織でNO.2人材(支える・調整できる人)が不足している現実を目の当たりにしてきた経験より、世の中にもっと「NO.2・支える人」が増えて欲しいという想いを込め、僕と同じような個性を持つ仲間たちへのエールとして、僕が生きていく上で大切にしている自分の個性の活かし方やNo.2の処世術をまとめた一冊です。
この本の企画が立ち上がってまず最初に取り組んだことは「骨組みづくり」。
約1ヶ月間、普段の生活の中で僕自身が大切にしているこだわり(マイルール)を発揮した都度メモに溜め、具体的な構成を考えていきました。
そのこだわりの数は気づけば100個以上に。
そこから出版・編集の中馬さりのさんと一緒に本に書く内容を厳選したのですが、結果として絞りに絞っても50本以上のコラム、文章量は10万字を越え、総ページ数は304ページになりました。
既にお手に取って頂けている方はお分かりかと思うのですが、この本、ほとんど図版(説明の為の図やイラストなど)無しで300ページ超と読み応えたっぷりのボリュームとなっております笑
それだけに僕自身も本が完成して初めて手に取った瞬間はこれまでの人生で味わったことのないレベルの感動でした。
ものすごい達成感。
これまでの自分の人生で培ってきた処世術・ノウハウや数々の失敗経験から学び取ったことのほとんどを詰め込めたと自信を持って言える一冊。
そう胸を張れる本を出版できたのは、ひとえに逆旅出版の中馬さりのさん・Campfireパートナーのぼりさん・イラストレーターのせきやよいさん・組版デザイナーの和田悠里さんほか、本書籍の出版プロジェクトを一緒に進めてくれたスタッフの方々と、事前予約を兼ねて実施したクラウドファンディングで支援してくれた仲間の皆さん、そして今このnoteを読んで下さっている皆さまの応援のおかげです。本当にありがとうございました。
【プロジェクトメンバーのSNS】
出版元:中馬さりの(逆旅出版 代表)
https://twitter.com/sarino_ch
表紙イラスト:せきやよい(イラストレーター)
https://www.instagram.com/sk_yayoi03/?hl=ja
クラファンサポート:ぼりさん(リバ邸取締役)
https://twitter.com/borilog
クラウドファンディングを終えてみて
2023年12月14日〜2024年1月21日、約1ヶ月にわたる人生初のクラウドファンディングを終えてみての正直な感想としては、「思ってたんと全然違った」でした。
これは僕の勝手な偏見だったのですが、クラウドファンディングって要は「影響力一発」みたいなものなんじゃないか(失礼)と思っていたので、元々有名人だったり知名度がある人がその影響力を使ってガサーっとお金を集めるイメージがあり、僕のような一般人がクラファンなんて恐れ多い…と思っていて、実際始めるとなった時もそのことを考えるたびに不安で不安で吐きそうになっていました。
ただ、今回Campfireパートナーのぼりさんが最初から最後まで伴走してくださりクラウドファンディングとは何か、その準備の仕方、いつまでに何をすればいいのかなどを細かく教えて下さったことで僕の不安は次第に軽減されていきます。
なぜならクラファンは決して影響力一発などではなく「決めたことをいかにやり切るか」が成果を左右するということがわかったから。
毎日noteを1年間やり切った経験などから「続ける・やり切る」ことは得意だとわかっていたので、自分を信じてやり切るのみ!と思ってコツコツ行動を積み上げ1ヶ月間走り抜けることができました。
▼ぼりさんのinstagram
クラファンのコツがこれでもかと言うくらいわかりやすくまとまっているのでぜひチェックして下さい!
https://www.instagram.com/borisan_campfire/?hl=ja
終えてみた今改めて思う僕にとってのクラウドファンディングとは、「とにかく泥臭く、コツコツやり切れた人が達成する」という、やる前とほぼ真逆の印象になりました。
想いをしっかり込める&デザイン性がありわかりやすいクラファンページをつくる、支援してくれそうな方々のリストをつくる、ひたすら個別にDMをお送りして支援をお願いする、定期的な発信を欠かさない、進捗に合わせて細かく追記やサムネを入れ替える、などなど。
どれだけ想いを込め、周囲を巻き込み、自身の時間を投下できるか、それに尽きます。
日中は本業の仕事がある中クラファンを進めるのは本当に大変だったのですが、それだけにやり切れた今自分で自分を褒めてあげたい気持ちです。
初めての著書を書き切った僕に起きたこと
僕は以前2021年にnoteを365日更新し続けるという「毎日note」企画をやり切ったことがあります。
その時初めて「続ける・やり切る」ことの価値に気付かされました。
続けること、やり切ることに特殊なスキルや能力は必要ありません。
いわば、誰でも出来ること、なはずなのにそれが出来る人ってなかなかいない。
実際僕が毎日noteをやってみて感じた一番の驚きは「みんなが褒めてくれる」ことでした。
イベントに出た時に「note見てます!」と初めてお会いする方に声をかけて頂けることが増えたり、「すごいね!」と褒めてもらえたり、「毎日noteをやっている人」として紹介して頂き、そこから仕事につながったこともありました。
当時はとても驚いたのですが振り返ってみれば、毎日続けられる人=信頼できる人、というイメージになり、実績となっていったんだと思います。
だから、今もキャリア相談などで「自分には大したスキルも技術もない」と言い自分を卑下してしまっている方には、何でもいいのでまずは「続ける・発信する・やり切る」ことに集中してみて、とお伝えしています。
特別なことやハードルが高いことに挑む前に、挑むこと自体にハードルはないが、みんなができるわけではないことをやり切ってみる。
やってみるとわかるのですが、どんな小さなことでも続けられた・やり切れた時、きっと今より自分のことが好きになれると思うから。
最後に、今回本を書くことに挑戦してみた結果、僕がもらった最高の贈り物についてお話しさせて下さい。
それは、「父親から褒められた」ことです。
2024年の正月、実家に帰った時に父に「本書いたんだって?すごいな」と声をかけてもらえました。
1年間の苦労が全て報われた瞬間でした。
以前のnoteにも書いているのですが、僕は小さな頃から今まで「尊敬している人は」という問いには必ず「父」と答えてきました。それくらい僕は父親から大きな影響を受けています。
サラリーマンだった頃はともかく、複業を始めて以降の僕の仕事について、両親は多分よくわかっていなかったんじゃないかなと思います。
まあ、なんか色んなところを飛び回って色んな会社を支援しているらしい、というくらいの解像度だったんじゃないかな、と。
そんな息子が本を出した。
喜んでくれた両親をみて、
やっぱ本ってすごいな…とあらためて感じました。
これ以上ないくらいわかりやすい成果物であり、信頼性がある媒体なんですね。
学生時代から何度も苦労をかけてきた両親へ、本を出すことが少しでも親孝行になっていれば嬉しいです。
「No.2じゃダメですか?」〜支える個性の活かし方〜
この本は今まさにNo.2ポジションにいらっしゃる方はもちろん、どちらかというと自分が主役というより「支える側」だなと感じる方、これから社会に出る学生の方、そしてNo.2ポジション不在で悩まれているトップの方など、「支える・調整する」個性に興味があるすべての方々にお届けしたい実践書です。
もしご興味を持って下さいましたら手に取って頂けたら嬉しいです。
(電子版も2月2日にリリースする予定です!)
そして、お願いがひとつ。
本書を最後まで読んで下さった皆さま、お忙しいところ恐縮ですが感想レビューを書いて頂けますと有り難いです🙇♂️
amazon経由での購入じゃなくてもレビューの投稿は可能ですので、こちらのページよりぜひよろしくお願いいたします!!
(レビューの数が増えることで目に触れる・手に取ってもらえる人も増えることに繋がります)
▼amazonレビューはこちらより投稿できます🙏
約1年半にわたり続けてきた初めての書籍プロジェクトもこれで一区切り。
本文を書き終わったときは「もう二度とやらない」笑と思っていたのですが、実は今「また書いてみたい!」という気持ちだったりします。
いつになるかはわかりませんが、いずれ人生2冊目にも挑戦してみたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今後ともかたわら共々よろしくお願いします!
2024年1月29日
佐藤 彰悟