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100日連続更新とこれから

いつの間にか目標としていた「noteの100日連続更新」が達成されていた。
9月の中頃から始めて約3ヶ月ちょっと、毎日書き続けていたわけだ。最初は書くことがなければ、昔の出来事を書くこともあったが、やはり思い出の引き出しには限度がある。
後半になると、絞り出すように書いていたと思う。そもそも、昔起こった出来事を今になって改めて記録する行為に、どれほどの意味があるのか疑問を抱くこともあった。

ある時はオチも決まらぬまま記事を書き始め、途中で自分なりに落としどころを見つけることも度々あったが、そのほうが思わぬ発見があり面白いことに気づいた。
人に読んでもらうつもりで書いてはいるが、最大の読者は自分だということに気がついたのだ。それからは、自分が読んでいて興味があることや、面白いと思えることを書くようにしている。

これが当初目指していた「きちんとした文章が書けるようになりたい」という目標に対する成長と言えるかはわからないが、「文章を書く楽しさ」は自分なりに見つけることができたはずだ。
クオリティはともかく、「〇〇について1000文字程度で書け」と頼まれたら、特に考え込むことなくその場で書くことができるだろう。

もちろん、その程度の能力が何かの役に立ったり、仕事になったりすることはない。しかし、今まで書いてきた記事のように「役に立たない、なんでもないこと」を蓄積して形にしてきたことが、今の私という人間を作り上げているのだろう。

鏡を見て自分の外見を理解するのと同じように、文章を書いて自分の内面と向き合う時間をたっぷり味わった。
たぶん、これから先の何十年も「なんでもないこと」と向き合いながら時間を消費していくのだろう。それでも、それが無駄だとは思わず、今の自分の写し鏡として受け入れ、楽しんでいこうと思う。

これから先は毎日更新ではなく、少し前のように空いた時間に書くというスタイルに戻るつもりだ。
これまで読んでいただいたり、評価ボタンを押していただいた皆さんには、本当に感謝しています。皆様の応援やリアクションのおかげで、ここまで続けることができました。
では、また近いうちにお会いしましょう。


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