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買ってよかったノートPC

以前、「買ってよかったもの」として紹介した「ゲーミングノートパソコン」だが、そのお別れの時が徐々に近づいている。

ゲーミングと名のつくだけあって、240Hzの高リフレッシュレートモニターに加え、性能も申し分ない。
しかし、最近リリースされた「メタファー:リファンタジオ」の体験版をプレイしてみると、画質設定をかなり落とさないと、まともに動作しないことが判明した。
また、「真・女神転生VV」をプレイしていた時も、FPSを30に落としてようやくクリアまで漕ぎ着けたが、特定の場面ではファンがブォンブォンと悲鳴のような音を立てていた。

このノートパソコンは2021年の中頃に約13.5万円で購入したもので、月割りにすると約3,750円。サブスク感覚で見ると若干高めだが、それでも間違いなくその価値以上に使い込んだと言える。

特に、約1か月の入院生活中、このノートパソコンの存在は非常に大きかった。4人部屋の相部屋で、時には空席もあったとはいえ、限られたプライベートスペースにこのPCが豊かな時間を提供してくれた。

入院中、PCゲームやYouTubeの視聴、Steamでの買い物と、家にいる時と同じようなことができたが、これが「入院中にも普段の生活と同じことができる」という精神的な安心感を与えてくれた。
入院中は自分が感じているよりも精神的に苦しいものがあったと思うのでこの存在は大きい。

スマホやSwitchでも代用できたかもしれないが、普段からPCをメインに使っている人間にとっては、PCでしか得られない「何か」があるはずだ。そういう意味でも、このノートPCは本当に「買ってよかったもの」の一つだと思う。
そんな頼もしい相棒とのお別れが近づいていると考えると、感慨深いものがある。

実は、次のPCもすでに目途がついている。
引っ越しを機に、床に座る生活からデスクとゲーミングチェアを備えた環境に移行したので、これに合わせてデスクトップ型のPCに切り替える予定だ。

彼女が以前使っていたPCを引き継ぐ予定で、自分用にSSDを用意するだけなのだが、なぜか気が乗らず、まだこのノートPCを使い続けている。
おそらく無意識のうちに、このノートPCへの愛着が残っているのだろう。
理屈ではなく感情が前に出ているのだと思う。だが、せっかく用意したデスクトップPCを眠らせておくのももったいないので、この記事を書くことで、気持ちを整理してその愛着を断ち切りたいと思う。

Zephyrusくん、今まで本当にお疲れさまでした。
まだしばらくは出番があるだろうけど、その後はゆっくり休んでくれ。

もしまた入院することになった時は、よろしくね。


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