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21世紀の統合整調者【名詞】schism (Arthur Conan Doyle / A Study in Scarlet, King Crimson / 21st Century Schizoid Man)
There had been a schism among the Chosen People a few months before, some of the younger members of the Church having rebelled against the authority of the Elders, . . . . (p.133)
数ヶ月前に「選民」たちの間に分裂が起こった。若者のグループが長老たちに反旗を翻し…(後略)
ホームズは小学生のころにあらかた読んだと思っていたが、この第1作長編は未読だったらしい。
第2部にはほとんどホームズとワトソンが登場せず、西部開拓時代における犯人の半生とモルモン教徒についての記述が長々と綴られている。キンドルの読み上げを聴いていたので、間違えて別の小説を選択してしまったかと思ったほどだ。
問題の schism だが、久しぶりに頭の中でバチッとピースがはまった感覚だ。
なんとなくこの単語の意味は知っていたが、たまたま最近 King Crimson を聴いていたので、21st Century Schizoid Man 邦題『21世紀の精神異常者』(最近は「〜のスキッツォイド・マン」って言わないといけないんでしようか)の Schizoid(統合失調症・旧精神分裂病)が schism (分裂)と同語源であることにピンときたのだ。
不謹慎かもしれないが、バッチリはまって、なんだかスッキリした。こういうのを統合整調というのだろうか。