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私の人生を変えたゲームたち

はじめに


ゲームは単なる娯楽を超え、私の人生に深い影響を与えてきました。振り返ると、いくつもの特別なゲームが私の価値観や人間関係、知識に関わってきたことに気づきます。
 
今回は、私の人生を変えたゲームたちを紹介し、その魅力と思い出を語ります。


ジャック×ダクスター 旧世界の遺産


『ジャック×ダクスター 旧世界の遺産』は主人公の少年ジャックと、イタチの姿になってしまった親友ダクスターが、元の姿に戻るために広大な世界を冒険する3Dアクションゲームです。

このゲームは、私が初めて買ってもらったゲームでもあります。プレイステーション2の鮮やかなグラフィックに驚き、広大な世界を冒険する楽しさに心を奪われたのを今でも鮮明に覚えています。敵を倒したり、謎を解いたりする中で、ただ遊ぶだけではなく、「ゲームは物語に没入し、未知の世界を体験するものだ」という新しい視点を得ました。

特に、困難なステージを何度も挑戦してクリアできたときの達成感は格別で、「次のステージに進みたい!」「もっと上手になりたい!」といった挑戦心が芽生えました。

この経験が、私のゲームへの情熱の原点であり、その後のゲームライフの基盤となったのです。

真・三國無双3


『真・三國無双3』は、三国時代の英雄たちを操作し、戦場で何百人もの敵兵を豪快になぎ倒す爽快なアクションが魅力のゲームです。武将ごとに個性的な技やエピソードが用意されており、プレイを進めるたびに新たな発見がありました。

このゲームは、私を「無双シリーズ」のファンにしただけでなく、三国志や歴史全般への興味を抱くきっかけを与えてくれました。関羽の義理堅い性格や曹操の覇道を行く生き様には深く感動し、「彼らの物語をもっと知りたい!」という思いから、『三国志』の書籍を手に取ったこともあります。ゲームを通じて知識を広げ、学ぶ楽しさを教えてくれた作品です。

そして先日、シリーズ最新作『真・三國無双 ORIGINS』が発売されましたね。私も近いうちにプレイを始める予定です。どのような新しい体験が待っているのか、とても楽しみです。

CSO(カウンターストライクオンライン)


『カウンターストライクオンライン』は、対テロ特殊部隊とテロリストに分かれて戦うオンラインFPSゲームです。チームプレイが鍵となり、戦略的な駆け引きを楽しめる点が大きな魅力です。

このゲームに出会ったのは、私が小学3年生の頃。人生初のオンラインゲームであり、FPS(ファーストパーソンシューティング)へのデビュー作でもありました。

当時は「オンライン」や「チームプレイ」という概念がよくわからず、最初はただ「敵を倒す」ことに夢中でした。しかし、次第に他のプレイヤーと協力して目標を達成したり、勝つための戦略を考える面白さに気づきました。チームの一員として役割を果たすことや、瞬時の判断が勝敗を左右する緊張感を経験し、「協力の大切さ」を学ぶことができたのです。

この初めてのオンラインFPSゲームでの経験が、その後のゲームライフの幅を広げる大きなきっかけとなりました。

Left4Dead2


『Left 4 Dead 2』は、ゾンビが蔓延する世界を舞台に、仲間と協力してゾンビの群れを生き延びる協力型アクションホラーFPSです。チームワークが生死を分けるスリリングなゲーム性が特徴で、多くのプレイヤーを魅了してきました。

このゲームは、私にかけがえのない友情をもたらしました。透析療養中にプレイを通じて知り合ったネット友達とは、今でも交流が続いており、付き合いはもうすぐ5年になります。リアルの友人でも、ここまで長く、そして毎週のようにゲームを一緒に楽しむ相手は他にいません。

彼と共に過ごしたゲームの時間や、ゲーム外での会話を通じて築いた絆は、私にとって大きな安らぎとなっています。物理的な距離を超えて、ゲームを介して生まれる友情の深さを実感したのは、この経験が初めてでした。

ICO&ワンダと巨像(PS3リメイク)


『ICO』は、角の生えた少年イコが幽閉された少女ヨルダを助け出すため、城からの脱出を目指すアクションアドベンチャーゲームです。一方、『ワンダと巨像』は、巨大な巨像に挑む青年ワンダの冒険を描いた作品で、どちらも幻想的な世界観が魅力となっています。

これらのゲームをプレイしたのは、長期入院をしていた頃。病室という閉ざされた空間の中で、ゲーム内の自由な冒険に癒されました。

『ICO』では、イコがどんな困難に直面してもヨルダを助け出そうとする揺るぎない意志を感じ、『ワンダと巨像』では、ワンダが巨大な敵に挑む姿を通じて、「どんなに大きな壁があっても、それを乗り越える方法は必ずある!」という強いメッセージを受け取りました。

病気と向き合う自分自身の姿が、ゲームの主人公たちと重なり合うように感じたのです。プレイを通じて、イコとワンダの「諦めない心」を自分の中に育んだように思います。

この2つのゲームは、私にとって人生そのものを象徴する大切な存在です。

まとめ


これらのゲームは、私の人生の節目節目で新しい価値観や経験をもたらしてくれました。それぞれが単なる娯楽を超え、私に挑戦心や学び、友情を与えてくれたかけがえのない存在です。

ゲームは私の心の拠り所です。何かに迷ったり、現実の壁にぶつかったとき、ゲームを通じて得られる物語や感動、達成感が私を支えてくれたことも数え切れません。画面の向こう側で繰り広げられる冒険が、私自身の現実とどこかリンクし、自分を奮い立たせる力となっています。

ゲームは単なる趣味の域を超え、私の人生を豊かに彩る重要な一部になっていることを改めて実感します。挑戦することの大切さや、学び続ける姿勢、そして人との絆の尊さ。ゲームが教えてくれたこれらの要素は、これからも私の人生に寄り添い続けることでしょう。


余談ですが、今回の記事はちょうど100本目の記事だったそうです。これまで書き続けてきた記事の節目に、自分の人生の一部である趣味「ゲーム」について語れたことを、とても嬉しく思います。

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サーシー@SLE×腎移植
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