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太ると血糖値が下がりづらくなるワケ知ってる?小2でもわかるよう解説するnote

もし、今僕に小学2年生の息子がいたら糖尿病と肥満の関係についてこう教えます。

「糖尿病って恐ろしい病気があってね、
病気が進むと足が切らなきゃいけなくなって、
目がゼンゼン見えなくなっちゃって、
おしっこが出なくなっちゃって毒が体に回っちゃう病気なんだ。
この病気はね、太っているだけで6倍も
なる可能性が高くなっちゃうんだよ。
お腹いっぱい食べすぎるとよくないから、
ほどほどにして、
早食いにならないようにゆっくり食べようね。
食べたあとは元気に運動しようね!」

こんな感じになると思う。

子供に説明することで、

糖尿病の恐ろしさと残酷さが

再確認できますよね。

本題に入る前に血糖値について、

いまいちわかんないよーって方がいたら

この無料noteを読んでみてください。

インスリンについても↓読んでみて

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良かったら読んでみてね↓↓

さて今日のテーマですがズバリ

"太ると人は血糖値が下がりづらい"


です。知ってましたか?

ご存知ない方もいるだろうし、知ってても

理由まではワカランって人、

多いんじゃないでしょうか。


これ、別にみなさんのせいじゃないんですよ。

だれ〜も詳しくは教えてくれませんから。

だって考えても見てください。

小学校の保健体育で

"太っていると糖尿病にかかるリスクが
6倍も高くなるから
ゆっくりよく噛んでたべるんだよ〜。
運動もしっかりして、
絶対に肥満にならないようにね!!”

こんなこと教わった記憶はないですし、
教わってたとしても

覚えてないようであれば
カリキュラムや指導法に問題ありです。

さて、あまり引き伸ばしても
離脱しちゃいますから戻りましょ。

"太ると人は血糖値が下がりづらくなる"

その理由は

・血糖値を下げるホルモンの
効き目が悪くなるから
(インスリン抵抗性の低下)

です。なぜ効き目が悪くなるかというと

・肥満細胞が増えると炎症を起こす物質
(炎症性サイトカイン)が増えて、インスリンの働きを悪くするから

・脂肪細胞が増えると、細胞から血中に遊離脂肪酸が溢れ出て、筋や肝臓にくっつきインスリンの働きを悪くさせるから。

この2が主な理由です。

・太っている=慢性炎症

なんですよね。

慢性炎症は

小さな火がボソボソとくすぶった状態で

ずーっとジワジワ体を痛めつける

そんなイメージです。

そして、慢性炎症はほかにも
・動脈硬化
・関節障害
・免疫異常
などを引き起こします。

肥満がさまざまな病気を引き起こす

原因となるのはこれが理由です。

ここまでの流れを矢印でまとめると

      太る
      ↓
   脂肪細胞の増加  
      ↓
炎症性サイトカインや
遊離脂肪酸がインスリンの働きを悪くする
      ↓
  血糖値が下がりづらい

とまあこんな感じになります。

だから

"ダイエットして体重を落とす"

ということが結果的に

・糖尿病予防する有効手段の1つ

として現在も各所で指導されているワケです。

・痩せるのが1番の糖尿病薬

だったりするんですね。

具体的にどう痩せるのかっていうのは

これからたくさん

noteに投稿していきたいと思うので

フォローしてお待ち頂けたらうれしいです。

"おりゅう"でした。


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