![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/110500604/rectangle_large_type_2_7267556e1827c0876ad37bec28182ddc.jpg?width=1200)
一瞬でタイムスリップ!
「桂雀太独演会」~初めての落語は、
私にとってマインドフルネスな時間となりました。
”今ここ!”に全集中✨
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/110500610/picture_pc_22d18520dff2b6e203751f84e7b2e5ae.png?width=1200)
桂 雀太 師匠をはじめ
演者の皆様、素晴らしい時間をありがとうございました。
*********
落語家さんの話術で、言葉だけで、
その場の情景や風景、人物像、人々のやり取りを
脳内で映像化し、
気付けば頭をフル回転させて
夢中で話を聴いていました。
まさに「今ここ!」に集中していて、
私にとってマインドフルネスな
時間になっていました。
演者と観客との間に生まれる”一体感”
のようなものを感じることができたのは、
”落語家さんの話を受けて、私達が想像する”
という、キャッチボールのような
やり取りが生まれるから?
他のエンタメにはない魅力を
こんなところに感じました。
本編に入る前の話(”マクラ”と言うんですね)で
初めましての私も緊張がほぐれ
(←すでに超面白い)、
演者さんとの距離が
ぐっと近く感じるようになったかと思うと…
その後、ふわっと違う世界に
吸い込まれていきました。
まるで、”タイムスリップ”でも
したかのような
不思議な感覚でした。
これは見事としか言いようがありません✨
そして、話の内容自体は
日常を切り取ったもの。
特に大袈裟な結末があるわけではなく、
まさに大衆劇場。
登場人物の中には
どうしようもない人達もでてきて
「仕方ないない奴だなあ」
と思わず言いたくなるけれど、
なんだか憎めなかったり、
くすっと笑いたくなる。
人間の弱い部分も
ありのままに語られていて、
人間くさくていいな、って。
あ、ちなみに
古い関西弁で話されていましたが、
わりとふつーに耳に入ってきました。
というか、
おじいちゃんを思い出して懐かしい感じ。
私にとってはとても心地よい言葉でした。
(←その後、家でめっちゃ関西弁にもどってる私w)
こんな風に、初めての落語を
色んな角度から楽しんだ私なのでした…
*********
会社員時代、人前で話す仕事が多かった私は
ある方に落語を勧められていたけれど…
その人は仕事はできるが
人間的に好きになれなかった人
(←○○ハラおやじ)
だったので、
その人がすすめるものだから、という理由で
落語を避けていたところもありました💦
でも、そこから20年以上経ち
今回素晴らしいきっかけを
いただいたことで
落語の面白さ、魅力を
知ることができました。
今までなんと勿体ないことを
していたんでしょう!
とはいえ、これも何か意味があったのかも。
初めての落語が 桂 雀太 師匠だったことに
素敵なご縁を感じております。
*********
まだその世界の扉にもたどり着いていない人に
「面白いからのぞいてみなよ」
と言われても
私には関係ない、
と思ってしまうこともあるけれど、
”○○さんがすすめてくれるなら、
これはなんだかおもしろそうだぞ!
私もご一緒したい!”
となります。
改めて”誰が”って大事だなって思いました。
そんなきっかけをくださった皆様に
改めて感謝いたします。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/110500772/picture_pc_5121c3e787bc3bb5ddc9b6fa44b9cfac.png?width=1200)
そして、改めて
桂 雀太 師匠を筆頭に演者の皆様、
たくさんの学びと笑いを
本当にありがとうございました。