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中学受験 母のやること体験記

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今や泣く子も黙る「中学受験」
電車で隣に座った母親二人が中学受験の話をしようものなら耳を全集中させている自分がいる。会社の上司の子供が御三家に入ったと聞くと、呑みの席でこっそり裏情報を入手しようとする。
誰だって知りたいよね、中学受験事情。

ま、勉強するのは子どもだし、必要なら塾に入って高い授業料払ってる塾の先生に聞けばいいんだし、どうせ最後はなるようにしかならないんだけど、なるようになる前に母はなんとかしたい、よね。
ということで、中学受験を通していろいろ経験したことと、母の身に起こった怪奇現象をお伝えしつつ、結局はなんとかなってしまった(オンライン塾オンリーでぶっ通した)母の話をお伝えします。

中学受験 母 選び編

塾選び

そもそも我が子をどこの塾に入れるのか。悩むよね。
ま、親自身が中学受験してた人は、余程自分が通っていた塾が良ければそこに放り込むというのもありでしょう。せやけどね、時代ですよ。
時代はちゃんと進んでる。
今の時代におうた塾選び、我が子の性格におうた塾選び、家族の要望におうた塾選びをおすすめします。

ということで、母はネットとチラシと看板と漏れ聞こえる情報を駆使し、
教育ママっぽさを完全に消し去り、面倒くさがる子供に甘い飴を与え体験授業という塾側の罠網にわざと引っ掛かりにいこうとするのです。
ここでポイント。
体験授業ってね、子どもが楽しくなるような内容にしてますのよ。だから、終わってから子供に「どうだった?」なんて聞くと、たいがい「おもしろかった」っていうわけです。これ罠ね。
面白い≠良い塾
なので、できるだけ親がどんな授業をしているのか、実際に聞かせてもらうのが一番です。分かりやすい説明かどうか、子どもへの配慮はできているかどうか、周りの塾生&先生の雰囲気はどうか、実績と金額との兼ね合い等々ね。百聞は一見に如かず、ですわ。

この時母は、とっても嫌らしい人事部長となるのです。

学校選び

塾選びと並行して考える必要があるのが学校選びです。
今や小学一年生からサ〇ッ〇スとかに入れる人もいますが、正直どうかと思うね。これ、下手すると子どもが勉強嫌いになるでしょ。6年間サ〇ッ〇スってね・・・親もしんどい。老けるで。
「せやけど、一年生から入らないと席なくなるねん」って聞いた。
ほんまに??えらいことになってますわ。
だけどね、本気で御三家受けようとしてるような子どもってさ、勉強好きやし、塾側も欲しいのよ。だから慌てる必要はない。むしろ、じゃない方の人が慌てていると思うよ。

話戻して、
塾によってカラーがあるから、子どもの行きたい学校に合わせて塾を選ぶ。もしくは、とりあえず塾に入ってレベルを把握してから学校を選ぶ。
どちらもありだと思います。
ただね、目標ができるというのは、子どもにとっても親にとっても大きな力になるのは事実です。なので、まずは親側が綿密に学校情報を入手し、子どもと一緒に学校に足を運んでください。
情報だけなら今やネットで大概手に入ります。せやけど、やっぱり最大のポイントは学校に行かなわからへん。
不思議なもんでね、この時なぜか母親の勘がスゴイんです。
「なんかここええやん、ここええんちゃう??」っていうね、空気感みたいなもんが、行ったらわかります。え?わからんか??

この時母は、第六感が並外れた霊能者となるのです。

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