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やきそば弁当の作り方

憧れの大地。
それは北海道。福岡から飛行機で2時間18分で着くらしい北の大地。

そんな北海道限定のやきそば弁当を目にしたら、買わないわけにはいかないじゃないか。イオンで北海道フェアというものが開催されていた。私はすぐにやきそば弁当を手に取る。なんかスープがついてるって聞いたし。

アルロンさんが、スープについて熱弁されてたし。この熱い記事を読んだら、焼きそばより正直なところスープに興味が湧くよね。

ということで早速、やきそば弁当を作ってみる。

ここで私は、やきそば弁当が東洋水産の商品だということに気づく。

私は冷蔵の焼きそばを作る時はマルちゃん派なのだ。こんなの絶対にうまいやろ。やきそば弁当が美味くないわけがないということを、この時点で確信した。やきそば弁当は勝負せずに勝利した。

一応、作り方を確認する。ちょっと待ってほしい。スープのお湯の量が約150mlとなっている。湯切りのお湯を直接カップに注ぐように指示されているが、北海道の民は150mlが目視でわかるのだろうか。それともあらかじめ、自分のよく使うカップに150mlの線でもつけているのだろうか。一旦、計量カップにもどし湯を入れてからカップに入れる? ええーめんどいよ。無理。計量カップにもどし湯を入れたら計量カップを洗わないかんやん。洗い物は増やしたくない。適当に入れてもうまいやろ。多分、いや、ゼッタイ。

それよりも、作り方の下にある成分表示を見て、思わずため息をついた。581kcalね。そうよね。そのくらいあるわよね。大丈夫! 朝ごはんだから!

スープの袋に視線を落とす。
スープって中華スープなんや!
コンソメかと思った!

そういえばどこかのカップ焼きそばにもスープ付きがあったよね〜と思って、調べてみたら日清さんやった。こちらはコンソメスープ。やきそば弁当は、中華スープなんや!ワクワク!


早速かやくとスープを入れていく。そして、お湯をドボドボ入れて、3分待つ。この3分の間にできることはなんだろうとか考えてたら、時間を測り忘れていたことに気づく。仕方ない。これは中華スープのせい。中華スープが私の焼きそばへの注意を逸らしたのだ。

私のバカっ!何よ意気地なし!一人で時間を計れないのを中華スープのせいにして!

まあまあレオン、落ち着いて。カップ焼きそばも中華スープもそんなに狭い心の持ち主ではないのよ。茹で時間が多少長かろうが短かろうが、スープの湯の量が多少多かろうが少なかろうが、そんなこと誰も気にしない。ちっちゃいことは気にするな。それワカチコワカチコよ。

ということで、茹で汁を目分量で150ml、カップに注ぎ入れる。多分、いや間違いなく150mlだったと私は確信した。なぜならずずっとスープを啜ったら美味しかったのだから。これか〜!これがやきそば弁当の中華スープか!と思ったので、間違いなく150ml。ビギナーズラック。グッドラック。軽トラック。サウンドトラック。食い道ラック。三遊亭好ラック。

徐々に小さくなっていく声を押し除けて、やきそばをずずっと啜る。やきそばも間違いないうまさ。途中でずずっと中華スープを啜ると、ほわっと体があったまってなんだかいい気分。やきそばだけをずっと食べると正直飽きがくるので、間にスープを挟むっていいなぁと思った。

やきそば弁当、ごちそうさまでした!




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