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トレイルランニングへの挑戦③完

自己肯定感、自尊心ゼロだった人間が約2年前に12年勤めた会社を退職し、自分らしくありのままに生きる道を模索中の日々を綴っています。

昨日、以前に参加した埼玉県の【社会課題を解決する創業支援プログラム】で知り合った創業仲間のmimamaの小幡さんからのお誘いで、長瀞アルプストレイルレースに参加してきました。

参加に至る経緯は、前回の記事に記載しています☟

長瀞アルプストレイルレースは、宝登山の麓からスタートして、長瀞アルプスや宝登山を走るトレイルランニングの大会です。

今回、参加を決めた理由の一つにもなったのは、小幡さんから長瀞アルプストレイルレースに出店するとお知らせをもらった時に、以前友人が私の誕生日に旅行を計画してくれ、その際に一緒に宝登山に登ったことを思い出し、なつかしさと共に何かしらのご縁を感じたこともありました。

もう何年も前のことになりますが、その時に宝登山に登った際には、そんなにきつい山というイメージはなく、ハイキングのような感覚で登り終えたと記憶していました。

その記憶があったので、今回、人生初のトレイルランニングへの挑戦でしたが、『一度、登ったことのある山だし、フルマラソンの距離の半分以下だし。』と心のどこかで、少しナメた考えを持っていました(全国のトレイルランナーさんすみません💦)

実際、初のトレイルランニングを走ってみて、そのナメた考えを猛烈に反省するほどきつかったです(笑)

ただただ『初のトレランに挑戦してみたい!』という気持ちで、タイムや順位はまったく気にしておらず、腕時計もせずに、『ナイキランのアプリで、時間や距離を教えてくれるから大丈夫だろう。』という浅はかな考えで走り始めました。

すると、山道なので途中で携帯が圏外となり、かなり序盤の段階で、ナイキランの音声ガイドはなくなり、走行距離や時間に関してはわからないまま走り続けました。

ほとんどの参加者の方が立ち止まることなく歩いたり走ってりしていたので、自分のトレーニング不足が大きい思いますが、おそらく走行距離が8㎞を超えたあたりから、何度も足がつり、立ち止まるを繰り返し、やっとの思いでゴールできたといった感じでした。

実際に走ってみると、平坦な道を走るマラソンの時とは違い、急斜面を上ったり下ったりを繰り返すので、自分でスピードのコントロールをするのがとても難しく、走り方や使う筋肉も違うということにレースの最中に気付きました。

またマラソンでは整備された安全なコースを走るので、とにかく諦めない心が大切なように思うのですが、トレイルランニングでは、急斜面を下る時には転倒への恐怖心や、片側が斜面となっている細い山道を走る時の不安を乗り越えるといった、マラソンとはまた違ったメンタルの強さが必要だとも感じました。

制限時間ギリギリでしたが、とりあえず怪我なく無事に完走できたので、自分的には大満足の結果となりました。

また今回はゴールした先に、完走を待っていてくれる仲間の存在も大きく、
さらに会場では、まさか人生の中で実際にお会いできるとは思っていなかった圧倒的な行動力と冒険心を持つずっと尊敬していた方にもお会いすることもできました。

宝登山という場所がつないでくれた様々なご縁に心から感謝して、これからも前に進み続けたいと思います。



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