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朝活で映画を観に行った話
平日の早朝、私は早起きをして映画を観に行った。
ラフな格好で、すっぴんマスク、ヘアセットしないで、ふらっと映画を観に行った。
初めての体験。
電車に乗って、名古屋駅の近くのミッドランドスクエアシネマに。
名古屋駅からミッドランドスクエアシネマまで、まだ静かな街をテクテク歩く。
歩くだけで気持ちがいい。
映画館に入る前に、朝食を調達。
入ったのは、ミッドランドスクエアシネマ2の下にある
「MIDLAND CINEMA DONUTS FACTORY」
地味にずっと行ってみたかったところ。
プレーンのドーナツを買って、いざ映画館へ。
観に行った映画は、「線は、僕を描く」
横浜流星さんと清原果耶ちゃんが水墨画に熱を込める青春ストーリー。
朝イチでこの映画を観れたのは凄く贅沢だった。
朝食代わりに買ったドーナツと、追加で買ったポップコーンセットを持って座席に着くと、シアター内は朝イチってことで人もまばら。
私を含めシアター内には10人くらい。
静かすぎて、ポップコーンの音響いてごめんなさい(泣)と思いながら、作品に浸った。
気づいたら、あっという間にエンドロール。
私はすっかり作品の世界に入り込んでいた。
横浜流星さん、清原果耶ちゃんが素晴らしいこと。
作品作りって。
クリエイティブなことってやっぱりいいなあ、素敵だなって思った。
続きが見たいって思うくらい素敵な作品で。
何かに打ち込むっていいな、
本気で向き合うってことにどんどん引き込まれていった。
そして、yamaさんの挿入歌と主題歌で更に映画が盛り上がって、あっという間の2時間。
これは贅沢だ。
これが作品に入り込むってことだ。
映画のエンドロール後も椅子から立ち上がれなくて、もう少し浸っていたいという感覚になった。
水墨画っていいなぁって。
映画の舞台となった滋賀県に行ってロケ地巡りがしたい。
それくらい、私はこの作品のファンになった。
映画を見た後は、そのまま書店に向かい、原作本を買った。
それから半年。
半年経った今でも、あの時の映画館での体験は強く心に残ってる。
体がまた、あんな体験をしたいと欲してる。
また、素敵な作品に出会えますように。
素敵な映画体験、映画館に出会えますように。
私にとって、特別な映画館の思い出。