🍴Gallina Ripiena -丸鶏の詰めもの-
早いものでもうすぐクリスマスですねー!
クリスマスのご馳走、サルデーニャでは仔羊の丸焼きを食べることが多いのですが
日本ではローストチキンが定番のようですね。
今回はローストチキンではありませんが、丸鶏を使って中に詰め物をしてお鍋で
じっくりと茹で煮にした一品のレシピです。
<材料>
放し飼いされた丸の雌鶏 2,5~3Kgぐらい
(5~6ヶ月の成鶏、それ以上になると硬いので調理に時間がかかる)
詰めもの パン
卵
牛乳
ドライトマト(水洗いして塩を落とす)
ブロード 水
ドライトマト
玉ねぎ
<作り方>
1) まずは詰めものつくり、パンを小さくカットしてボウルに入れる
2) そこへ溶き卵、みじん切りにしたドライトマトも入れて混ぜる
3) 牛乳を加えてパンをつぶすように混ぜて詰めものは出来上がり
4) 詰めものを作っている間に茹でる用に大きな鍋に水、丸のままの玉ねぎと
ドライトマトを入れて火に かけておく
5) 内臓を出して綺麗に掃除した丸鶏(毛が残っている場合は炙って綺麗に取り、
脂も取る)のお腹の中に二ンニク(材料外)を擦り付ける
6) お腹に3)の詰めものを詰めて糸で縫って閉じる
7) 沸騰した4)の鍋にそっと入れて弱火で1時間半~2時間茹でる
(鶏の大きさにより茹で時間は変わる)
8) 縫い目のあたりがはじけて開いて入れば出来上がり
9) ミルトなどのハーブを敷き詰めたお皿に糸を抜いた丸鶏を盛り付ける
10) 大振りにカットして取り分ける
*ドライトマトの塩気があるので、詰めものにも茹で汁にも塩は足さずに食べる
ときに各々塩気が足りなければ足す
もちろん茹で汁も美味しい出汁が出ているのでスープとして頂きます。
また茹でずに途中出てきた脂をかけながら170℃のオーブンで2時間ほど焼くと
ローストチキンの出来上がり。
今年のクリスマス、丸鶏が手に入ったらこのメニューはいかがでしょう、ただし
ブロイラーではなく放し飼いされた雌鶏というのが美味しさの秘訣ですが。。。