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恋しいサルデーニャの食文化-食材だったり、食品だったり、レシピだったり、、、を思いつくままあれこれ書いてます

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  • 🍴マンマのおうちご飯レシピ

    イタリアのマンマたちに教わった簡単、シンプル、でも美味しいおうちご飯のレシピ。 毎週日曜日に更新しています。

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    ルレット(パスタカッター) 1

    真鍮のパスタカッター、ギザギザの一番シンプルなタイプ。タリアテッレもこれでカットすれば可愛い!また写真のようにカットした生地の中心に具を挟んでをクルクル巻いて低温のオーブンで焼くとキュートなおつまみやお菓子がつくれます
    ¥8,200
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    ルレット(パスタカッター) 2

    真鍮のパスタカッター。ちょっと丸みのあるギザギザタイプ。カットした左右の模様が異なるのでいろいろ楽しめます。タリアテッレもこれでカットすれば可愛い!また写真のようにカットした生地の中心に具を挟んでをクルクル巻いて低温のオーブンで焼くとキュートなおつまみやお菓子がつくれます。
    ¥11,000
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    ルレット(パスタカッター) 3

    真鍮のパスタカッター。ギザギザの山のような形。タリアテッレもこれでカットすれば可愛い!また写真のようにカットした生地の中心に具を挟んでをクルクル巻いて低温のオーブンで焼くとキュートなおつまみやお菓子がつくれます。
    ¥11,000
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    ルレット(パスタカッター) 1

    真鍮のパスタカッター、ギザギザの一番シンプルなタイプ。タリアテッレもこれでカットすれば可愛い!また写真のようにカットした生地の中心に具を挟んでをクルクル巻いて低温のオーブンで焼くとキュートなおつまみやお菓子がつくれます
    ¥8,200
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    ルレット(パスタカッター) 2

    真鍮のパスタカッター。ちょっと丸みのあるギザギザタイプ。カットした左右の模様が異なるのでいろいろ楽しめます。タリアテッレもこれでカットすれば可愛い!また写真のようにカットした生地の中心に具を挟んでをクルクル巻いて低温のオーブンで焼くとキュートなおつまみやお菓子がつくれます。
    ¥11,000
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    ルレット(パスタカッター) 3

    真鍮のパスタカッター。ギザギザの山のような形。タリアテッレもこれでカットすれば可愛い!また写真のようにカットした生地の中心に具を挟んでをクルクル巻いて低温のオーブンで焼くとキュートなおつまみやお菓子がつくれます。
    ¥11,000
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最近の記事

サルデーニャの伝統工芸、ナイフ

サルデーニャは大昔から豊かな金属鉱床に恵まれ、ブロンズ加工と共に刃物加工が 発達し、元々は酪農家の生活必需品として作られてきたナイフ。 ただ第2次世界大戦後にはナイフ職人の精彩はもはや消えつつありました。しかし ながらナイフの需要は日常的に使うものから芸術品へと変わり、その変化同様それ に見合った新しい装飾や伝統的な鍛造だけでなく新しい技法、また場所により使われる材質も変化に富んだものとなってきました。 それら材質は柄はムフローネ(野生のヤギ)や水牛の角または真珠母、輪の部

    • 🍴Torta di Mandorle -アーモンドケーキ-

      小麦粉は入れずにアーモンドだけで作られる結婚式のときのお菓子です。 <材料> 23cmの丸型  卵 12個  アーモンド(ローストして細かく挽いたもの) 450g  砂糖 450g  レモンの皮(すり卸したもの) 1個分  バニラまたはバニラエッセンス 少々 <作り方>  1) ボウルに卵黄と砂糖を入れてよく泡立てる、途中でレモンの皮とバニラを     足す。充分泡立てばアーモンドをゆっくりと入れて混ぜる  2) 別のボウルで卵白を硬く泡立てる  3) 1)と2)を少しず

      • Colazione -コラツィオーネ(朝食)-

        イタリアの朝食についてです。 もちろんお家で食べる人もいますが、お気に入りのBarで取る人も多いです。 さらにはお家で食べてももう一度Barで取る人もいます。 メニューは基本的には甘いペストリーとコーヒーが多いですが、コーヒーと 言っても人によってエスプレッソだったり、エスプレッソに染み(マキャート)の ように少しミルクを入れたカフェマキャートだったり、カフェラッテだったり、 カプチーノだったり、、、 お菓子屋さんと一緒のBarも多いのでペストリーもいろいろあって迷うとこ

        • 🍴Favata(ファヴァータ)-空豆と豚肉の煮込

          すっかり寒くなりましたねー。こんな寒い時は煮込み料理が恋しくなります。 FavataというのはFave(空豆)を使った煮込み料理ですが、これは生の空豆ではなく乾燥の空豆を使って豚の塊肉•生ソーセージや野菜などと一緒に煮込みます。 <材料>  乾燥空豆(一晩水に入れて戻す)  豚(バラ)塊肉  パンチェッタまたはベーコン  ちりめんキャベツ  玉ねぎ  ドライトマト(水に漬けて塩気を取る)  フェンネルの葉  トマトペースト  オリーブオイル   <作り方>  1) 戻した空

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        • 🍴マンマのおうちご飯レシピ
          29本

        記事

          Carciofi -カルチョフィ(アーティチョーク)-

          この時期になると市場に出回ってくるのがカルチョフィ(アーティチョーク)です。 食用できるカルド(朝鮮あざみ)の意味を持つKharsufと言うアラブの木に由来して おり、食用として使われたのは古代エジプトにさかのぼります。 その特質はビタミン、鉄、カルシウムに富み、低カロリー。 根っ子と葉っぱは通常、料理する時には捨てられる部分ですが、解毒作用や浄化 作用があり、リキュール作りに用いられたり、根っ子は食前や食後に整腸液として 煎じて飲まれる場合もあります。 サルデーニャのア

          Carciofi -カルチョフィ(アーティチョーク)-

          🍴Cinghiale alla Cacciatora  - イノシシの狩人風煮込み-

          11月に入りましたねー。ならばサルデーニャではイノシシ猟の解禁です。 日本ではイノシシ肉を薄く切って使うボタン鍋などが有名ですが、サルデーニャ ではぶつ切りにして煮込んだり、ミンチにしてラグー(ミートソース)にすることが 多いです。 <材料>  ・イノシシの塊肉(肩肉など)  ・玉葱  ・白ワイン  ・ローリエ  ・EXVオリーブオイル  ・オリーブの実  ・ケッパー  ・ワインビネガー  ・塩、トマトペースト  ・イタリアンパセリ <作り方>  1)イノシシ肉は一口大に

          🍴Cinghiale alla Cacciatora  - イノシシの狩人風煮込み-

          オリーブとオリーブオイル

          オリーブの木はサルデーニャの風景の中に於いても大切な要素で島の平野部や 丘陵地帯の多くで、確かな特徴ある象徴のひとつとして見受けられます。 現在のオリーブ、またオリーブオイルが出来る前は野生のオリーブやレンティスコ(ニュウコウジュー乳香樹:ピスタチオの仲間で樹脂を香料として用いられた)が 使われており、島に残った野生のオリーブの木は常に自然発生的に島で育ち(中に は何世紀も経った大きな木もある)、時を経て、オイルの製造にふさわしい実の 基として成長してきました。 サルデー

          オリーブとオリーブオイル

          🍴Pabassini -パバッシーニ-

          パバッシーニは11月1日、キリスト教における諸聖人の祝日に作られるお菓子。 地域によって形や作り方、材料が少々異なりますが、一般的に小麦粉とアーモンド プードル、BP、レーズン、卵、スパイスなどから菱形に作られます。 またブドウジュースを煮詰めたサバを使うところもあります。 多くは菱形に作られ、アイシングやアラザンなどで飾りつけることが多いです。 <材料>  小麦粉 (手に入れば00) 250g  卵 1個  ラード(柔らかくしておく) 75g  砂糖 75g  レーズン 

          🍴Pabassini -パバッシーニ-

          Casizolu -カジゾールチーズ-

          前回ご紹介したのは羊乳のチーズでしたが、今回は牛乳のチーズです。 サルデーニャの中西部に位置するフェッルゥ山付近で放牧されているBue Rosso (赤牛)の乳から作られるカジゾールチーズは現在では作り手が少なく非常に貴重な チーズです。 カッチョカバッロ、洋梨形の伸びるチーズで作り方はモッツアレッラチーズなどと 同じで熱湯の中で練って形付けます。2~4kgの洋梨型に完成したものは天井から 吊るして保存、熟成されます。 また、昔はカジゾール作りは女性の仕事だったそうです。

          Casizolu -カジゾールチーズ-

          🍴Zuppa di Pane -ズッパ ディ パーネ-

          ズッパというと普通はスープのことですが、これは硬くなったパンにスープを たっぷりと吸い込ませてオーブンで焼いた料理でサルド語では-Mazzamurru- マッツァムッルゥといいます。 元々、貴重な食料であったパンを硬くなっても再利用しようと出来た料理で ブロード(主に羊のスープですがその他の肉や野菜だけのスープもあり)と羊乳の チーズは欠かせないですが、地方によって季節の野菜や魚介、肉類を入れることも あります。 このレシピではミートソースを使っています。 <材料>  ミ

          🍴Zuppa di Pane -ズッパ ディ パーネ-

          Pecorino -ペコリーノ、羊乳のチーズ-

          人の数より羊の数の方が多いと言われるサルデーニャ。 実際、イタリアの全羊の数の70%はサルデーニャに集まっているそうです。 と言うわけでチーズも羊の乳から作られるものが多いです。 もちろんヤギや牛の乳から作られるチーズもありますが、まずはペコリーノ チーズもいろんな種類があるのでそれらについてです。 *Pecorino sardo DOP(ペコリーノ サルド DOP) 島の代名詞として挙げられるほど有名なチーズで、昔から貴重なものとして 扱われてきました。 1700年にイエ

          Pecorino -ペコリーノ、羊乳のチーズ-

          🍴Salsa d'agliata -ニンニクトマトソース-

          アリアータというのはニンニクをたっぷり使ったソースのこと。 私が習ったマンマのレシピはピリッと唐辛子を効かせ、旨味を凝縮させた塩漬けのドライトマトとワインビネガーでちょっと酸味をつけたニンニクトマトソース。 茹でたエイやイカ•タコ、小魚のフライにかけたり、揚げたナスと和えたり、と いろいろ使い勝手の良いソースです。 <材料>  ドライトマト(塩漬け) 2~3枚  トマトの水煮(裏ごししたもの) 700ml  イタリアンパセリ 2~3枝  ニンニク 4片  タカノツメ 1本

          🍴Salsa d'agliata -ニンニクトマトソース-

          Zafferano -サフラン-

          長かった猛暑の終わりがようやく見えかけたと思ったらもう10月も上旬が過ぎようとしていますねー。 本当に歳をとるごとに時が経つのが速すぎて狼狽えてしまいます。。。 さて、食の宝庫サルデーニャでは様々な作物の豊作祭りが行われます(秋だけではないですが)。 その中でも11月はサルデーニャの赤い金と呼ばれるZafferano(ザッフェラーノ - サフラン)祭りが有名です。 サフランは2週間しか花が咲かず、その雌しべを一本一本手で摘んで乾燥させて つくられる貴重な香辛料。昔は摘むの

          Zafferano -サフラン-

          🍴野菜のはちみつマリネ

          むかーしに習ったお料理ですが、今や誰に習ったのか忘れてしまったけど。 日持ちもするし、季節によって材料もいろいろ変えられ、彩りも綺麗なのでよく 作ります。 <材料>  ⚫︎ マリネ液    レモン汁  2ヶ分    白ワインビネガー 30cc   白ワイン 200cc    EXVオリーブオイル 200cc   塩 大さじ1弱    はちみつ 大さじ2   コリアンダー(粒)、 ローリエ 、タイム  ⚫︎ お好みの野菜    じゃがいも、にんじん、セロリ、紫玉ねぎ、パプリカ

          🍴野菜のはちみつマリネ

          Saline -塩田-

          イタリアの塩、と言えば有名なのはシチリアですが、サルデーニャの塩もよく知られています。 海水から作られる塩で前回のSciveddaでもUPしたアッセミーニ郊外にある塩田、Conti Vecchiiで最も多くの塩が作られています。 1920年代後半にLuigi Conti Vecchi氏が約2,700ヘクタールのSanta Gilla沼池を 埋め立てて塩田とし、その労働者たちのための住居や学校を作り塩コミュニティを築き、塩作りのプロジェクトを始めました。その後、何度か買収や譲

          Saline -塩田-

          🍴Amaretti -アマレッティ-

          日本では馴染みが薄いですが、食べると苦味が口中に広がる苦アーモンドを10〜 20%ほど普通のアーモンドに加えて焼き上げたお菓子です。 入れすぎると苦味が勝ってしまいますが、これぐらいだと後味にほのかな苦味を 感じるぐらいで甘すぎず美味しいです。 イタリア本土ででも作られていますが、サルデーニャのものは柔らかいのが特徴。 <材料>  アーモンド 200g  苦アーモンド 30gほど  砂糖 180g  レモンの皮 1個分(すりおろす)  卵白 2個分ほど  グラニュー糖 適量

          🍴Amaretti -アマレッティ-