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Saline -塩田-

イタリアの塩、と言えば有名なのはシチリアですが、サルデーニャの塩もよく知られています。
海水から作られる塩で前回のSciveddaでもUPしたアッセミーニ郊外にある塩田、Conti Vecchiiで最も多くの塩が作られています。

1920年代後半にLuigi Conti Vecchi氏が約2,700ヘクタールのSanta Gilla沼池を
埋め立てて塩田とし、その労働者たちのための住居や学校を作り塩コミュニティを築き、塩作りのプロジェクトを始めました。その後、何度か買収や譲渡を繰り返し
現在はイタリアの農業食品チェーン、Italkaliグループ傘下となり、NPO団体FAI
(イタリア環境基金)に参加しています。
またまだ稼働している工場と博物館で古いワークショップ見学や小さな列車で塩田
見学などが出来ます。

左;塩分濃度が増すと濃くなる赤い塩田、塩の花 右;塩の山


余談ですが、ボッタルガで有名なオリスターノ県カブラスには塩池?があり、そこ
から塩の結晶を持ち帰って乾燥させて使う人もいるそうです。一度味見させてもらったら強烈にしょっぱかったです。

むかーし塩池に行ったときに撮った塩の結晶

ちなみにサルデーニャ、昔は海の中だった土地が多いからか採れた野菜がほんのりしおっぱく感じるんだけど。。。


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