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Zafferano -サフラン-

長かった猛暑の終わりがようやく見えかけたと思ったらもう10月も上旬が過ぎようとしていますねー。
本当に歳をとるごとに時が経つのが速すぎて狼狽えてしまいます。。。

さて、食の宝庫サルデーニャでは様々な作物の豊作祭りが行われます(秋だけではないですが)。
その中でも11月はサルデーニャの赤い金と呼ばれるZafferano(ザッフェラーノ -
サフラン)祭りが有名です。

サフランは2週間しか花が咲かず、その雌しべを一本一本手で摘んで乾燥させて
つくられる貴重な香辛料。昔は摘むのは女性の仕事でストーブで乾燥させていた
そうです。その気の遠くなるような作業を思えば高価なのも頷けます。

花は紫、雌しべは鮮やかな赤、調理すると黄色くなるサフラン


サフランは日本ではスペイン産のものがよく知られていて、パエリアには欠かせ
ないですよね。
サルデーニャでは調理に使う他、パンやお菓子の生地に練り込むなど、様々な
用途に使われています。

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