ゆうこさんの更年期世代の養生法【陰は陰らしくとは?】
ゆうこさんの更年期世代の養生法
【陰は陰らしく とは?】
中医学の核となる概念の一つに【陰陽論】があります。
これは、自然界のあらゆるものが【陰と陽】で分類できるという考え方です。
例えば…
陽…太陽 男 上半身 昼 天 動…
陰…月 女 下半身 夜 地 静…
といった感じで、上段下段がセットの関係です。
陰陽はバランスなのですが、常に対等というわけではありません。(このあたりは1day漢方プチレッスン)で詳しく話しています🤗
では今日のテーマ【陰は陰らしく】とは…
例えば、「陰=女性」です。
女性は陰の存在…というと、え?!
お母さんは家庭の中心、明るさである太陽だから、陽じゃないの? と、レッスンでも
よく言われます🤭(うんうん、イメージはそうですよね✨)
でも、「陰」なんです。
陰が、暗いとか冷たいイメージを持っている方は、何だか嫌ですよね(笑)
でも、陰は、「潤い」と「休息」でもあります。
陰は陰らしく、、
女性は、こころもからだも「潤い」と「休息」によって、イキイキと健康でいられます。
これは季節でいうと、特に気をつけたいのは今=陰の時期(秋冬)←既に春に近づいてますがまだ肌寒い今時期は、陰時期と同じように過ごしてくださいね。人間も自然の一部なので🍃
しっかりと内から潤わせ、しっかりと
休息・睡眠をとる時期⛄
女性が休むべき時期は他にも、人生で見れば、出産後。
そして、更年期。
部分というより、ずーっと続いていく一年一年の積み重ねの中で、ちゃんと(休んで潤わすべきときが)自分で分かっていて、実行できているか?
自分が今、どんな状態で何が必要なのか?
これがとても大事です✨
中医学は「産多乳衆」は血(けつ)を消耗する、と言われます。
つまり出産回数が多く母乳をたくさん出すと、血が消耗するということ。
これは、たくさんお子さんがいなくても、高齢出産なら同じように血を消耗しています。(年齢とともに潤いである血の不足も起きやすいから)
血もまた、中医学では「陰」に属し潤いなんですね✨
そして、血の不足は又、イライラや落ち込みやすさにも関係してきます。
つまり❗女性の身体は、出産に関わらず、「血の消耗」をしやすいということ。
陰が陰らしくあるためには、潤いである「血」を消耗させないために、しっかり休む「休息」が必要不可欠となります😄
冬は、早寝遅起きが許される季節👍
こういったことも、素問(2000年以上前に書かれた中国最古の医書)に書かれています。
まだまだ寒い時期。
春に芽吹いていくために、休むべきときは
しっかり自分のために休みましょうね😌
最後までお読みくださりありがとうございます🙇
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中村優子
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