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お茶でもどうぞ|2025.1.31日記
7時半起床。
湯を沸かし、床拭きをする。
糠床を混ぜる。今は人参、セロリ。
糠の発酵と人参とセロリの清涼感ある香りが合う。
玄米の選別、浸水する。
コップ1杯の水を頂き、書を書く。
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墨を磨り香りが立つと、畳の黒縁のような一線が引かれる。
今朝のお茶時間に紅烏龍茶。
一煎目、甘い香りと紅茶のような香り高さと共に熱熱が身体を巡り、ぬくもりの心地よさを感じる。二煎頂いたら、満ちた。
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お茶時間を終えて紙に向き合い、きづけば墨が乾いてしまうほど時が経っていた。
もう一度墨を磨る。
腕に力が入り肚が引けているなと感じ、肚に意識すると余分な力が抜けて注ぎたい照準が調節される体感がある。再び紙と向き合う。
月と書いた。
わたしは小学校低学年の頃、かぐや姫の絵本をみて(かぐや姫って、月に帰るんだ…)と、不思議なきもちになったものだ。
今では月の満ち欠けと自分の体調や心境の変化が重なっているときがあるなぁと思ってみている。
月と縁ある方だなぁと感じる方々と、やりとりをする。
ずっと地球という異国ですごしていて、ようやく自国に帰り細やかなニュアンスを汲んでもらえたような。
傍からわたしたちの会話を聴いたら「なんじゃそら!?」のはなし。
心の距離がぐっと近づき、そうかと思えば地図をみたら結構遠かったなぁみたいな。
ふわっと、ゆるむ。
月について馳せるとしたら、自分が"これが叶ったら"と描く夢や未来。
洞察、分析して本質を"知ろう"とする自分。
けれど、これらをしている自分はさも自分がわかったようなきになっているだけで、なあんにもない。からっぽ。
地球で自分に薪を焚べ続けて、太陽のように熱く燃えて生きる。
その覚悟の現れかもしれない。
紐解きの自問自答は続く…。
今を生きることで、今に現す。
ただ、それだけだなと、思う。
今日もますます、ごきげんな一日を⚪️
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