ひょいっとな

呼吸、ストレッチ、身体のてあてのち、いよいよ台座灸のせかいへ。薬局のお灸をツボ表みながら、見様見真似で施したことがあるくらいだったのだけれど。elvaさんの手順とともに、わたしもかかわってみる。「こんなに大きな身体に、こんなにも小さなちいさな火」と、はじめは感じていた。そのたったひとつの、極極ささやかな点の火を数か所、一つずつ施す。かすかに、じんわりじんわり、ほわほわしてくる。「これから散歩に行こうかしら」と思っていたけれど、なんだか眠たくなってきた。ん！？やや、やややや！2.3日ぶりの身体からのお便り（爆！）もやってきた。身体へのかかわり、繊細で微細な感覚、体感。面白い！
生まれて誰に教わったわけでもなく、当たり前に、自動的に生かし生かされる呼吸。身体にただ手で触れる。それだけだけれど、ただただ、きもちいい。心地いい。そして、あたたかい。触れるか触れないかの弾力から、温度、感覚的な体感。身体、面白すぎる！身体から心。心から身体。意識、あらゆる角度のベクトル⇄↑↓↖↗↘↙
素直さ、純粋さって‥。
今日も今日とて、身体に意識を向ける。今、ここ。

ボイコット、放棄する権利をも、そもそも与えない、奪う行為。強制的服従、命令。それは、人が人の尊厳を奪う行為だと、わたしは思う。そんなこと、あってはならんことを、わざわざ組み込むとは。その仕組み、システム自体が、そもそも、そもそもなんやで。と。

感じていたのだけれど。そもそも、そもそもなんやけど。その仕組みを生んだのもまた、人なわけで。
その仕組みがあってこれまで、バランスが保てていたのだろうか。わからない‥。自己対話のつもりが、「どっちかにしよう」と問答やジャッジメントになっていたり‥。
ただ、操作することも、されることも、無意識にしたり、されていたりすることも意識を向ければ、自覚がある。自己と他者のことと感じていても、それはやっぱり、鏡だったり、投影だったり。自分の中で潜在的、顕在的にあったりもするだろうし。感覚的に、その瞬間どう感じたか。何を選択するか。今を生きること。人として生きることとは‥。

地元の農家さんからの野菜が届く。種が土で育ち、雨風、おひさまを浴びて育ったいのち。そうして、いのちは、みんなみんな、すくすく育ったんだよなぁ。触れると、元氣になる。「ブロッコリー！」ってなって、蒸した。茎のコリッ、カリッ、ポリッの歯応えめっちゃ好き。そのままもいいけど、茎をやや太めに千切りにして、柚子の皮、ナンプラー、パラダイス酵母少し、太白胡麻油の液に漬けて頂くのも好き。

三寒四温。春めいてきて、日野菜蕪から菜の花が伸びていた。そして、5度目の葱。

TIN PAN ALLEY、TIN PAN に出会った。
なにこれ、最高。
最高、今日、最高。