#3 「ブルベは老け見え」知ってよかった残酷な真実。
#1.2に引き続き、今回もKANEBOのメイクレッスンレポ回です。
スキンケア、ベースメイクを終えて、
ようやくアイメイク。
メイクってアイメイクからが本番じゃない?
「さてどうしましょう。どんな風になりたいとかあるのかな?」
もう1時間はしゃべりっぱなしのこのイケおじ、メイクアップアーティストのKさん。
息が全然におわないの、なんで?
それも秘訣を聞けばよかった…….
「このリップにあった、“やりすぎた“感のない、それでいて落ち着いているような….そう.....
いわば、「タイムレスなメイク」が永遠のテーマです。」
と両手のひらにリップを置いて差し出す。
30代は欲張りなんだ⭐︎(星野アイのノリで)
差し出したのは、KANEBOのリップ「ルージュスターヴァイブラント」の07。
「赤リップ」をつけたいけど、
赤が主張しすぎるのはちょっとはずかしい。
そんな方にピッタリなんですと言われて
思わず購入。
…..したものの、なんだかつけると顔がくすむような、老け見えしている気がして、
使いたいのになかなか使えない。
でも今年はこの赤をつけたい気分なんだ。
「よくわかりました。少々お待ちください」
だんだん“黒執事“のセバスチャンのように見えてきて、イケオジに「執事」という属性がプラスされてきた。
見せてくれたアイシャドウは、
ルナソルの「アイカラーレーション」15と19。
「どちらがいいですか?」
15は無難なカラーでなにかと使いやすそう。
上質な大人パレットってかんじ。
対して19は華やかで秋冬〜〜なカラーで
一歩間違うと地雷メイクになりそう。
「……..15ですかね?」
「どうしてですか?」
「エート…使いやすそうで落ち着いていて、
30代はこれかなァ…と。」
「19、良いと思いますよ。せっかく来ていただいたのですから、19にしてみましょう!」
なんだこのイケオジってば。
選ばせたのは、アナタよ。
メイクの魔法が始まる予感がするじゃんよ。
塗ってもらう。
パレットを使う順番が、お手本と違う。
説明してくれるけど、顔を触られると、
気が散ってイマイチ頭に入ってこない。
レッスンの最後に手順を書いた工程マニュアルを渡されたのでよかった….!
みんなにも最後の回でシェアするね。
「さあ、どうですか?」
Kさんは自信ありげだったけど、
正直、しっくり来なかった。
思ったより淡い発色。
地雷メイクではなかった….けれどなんかぼんやりしてるような。
目が奥二重でもともと腫れぼったいせいかな…
というかこのアイシャドウ、イエベ向けでは?
わたしはたぶんブルべ夏。(自己判断)
でもブルべに似合うとされる淡いペールトーンのピンクやブルーといった色味は似合わない気がしている。
なので普段は、どちらの肌にもおすすめ!とされているカラーを使うようにしている。
「なんかぼやっとするような….
このアイシャドウがイエベ向きだからですか?」
Kさんはズバッと切り出していく。
「ブルべって清い色で清色って書くんだよね。
で、イエベは濁色。
清色は濁りのないパキっとした色を指すから、
強い色になる。
強い色はシャープな印象を与えて、より「大人」な色になる。
老けて見えるといってもいいかもしれないね。
だからブルベは、「若々しいフレッシュなメイク」とは相性が良くないんだ。」
ぶ、ブルべカラーは老け見え…..?!
ブルべのコスメってつけると違和感しかないから、似合わないと決めつけていたけど、
そうか、これ老け見えしてたからか.....。
違和感の正体=老け見え
だったというわけか。
似合う、似合わない以前に老け見えしてたから、気に入らなかったんだ。
腑に落ちすぎて、ブラジルまで飛んでいきそうになった。
「ブルべとかイエベとか、
何をしたらいけないとか、してもいいとか、
あんまりとらわれすぎるとメイクの幅がせばまっちゃうよね」
うんうんうん。
わかってるんさ、そんなこと。
冷静になれば、ブルベとかイエベとか、
そンなもん、橋本環奈とか絶対気にしてねぇし、
わたしが気にしたとて、1ミリくらい可愛くなるだけなんだって。
でもさ、あたしたちはさ、
あらゆるものを駆使してさ、
1ミリでも可愛くなりてぇのよ。
でも、しばらくはブルべとかイエベとか封印しちゃおうかな。
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