子ども会から生まれた地域の居場所「五台子ども食堂」
子ども食堂サポートセンターいばらきの伊東です。
最近、なかなか更新できていませんでしたが、県内の子ども食堂などを訪問していました!!
ここからは、定期的に発信できるよう頑張ります。温かい目でみてくださると嬉しいです。
早速ですが、県内の子ども食堂の調査報告をしていきます!
今回訪れたのは「五台子ども食堂」
7月に訪れたのは、那珂市で活動している「五台子ども食堂」です。今年の4月からスタートした子ども食堂で、五台地区の子ども会役員経験者が中心となって活動しています!
五台子ども食堂・代表の武田さんにご挨拶しさっそく中へ。
~今日の献立~
・からあげ丼~とれたてプチトマトとキャロットラペを添えて~
・豚汁
・麦茶
栄養も彩りも考えられた愛情たっぷりごはん
ボランティアの皆さんが、調理室、和室それぞれに分かれて準備中!
「テーブルを一緒に運んでくれる?」子どもたちにも声をかけてお手伝いしていました。
テーブルを運び終えたら、お盆を拭いて配膳の準備をします。
「今日は、100食作っています」と武田さん。
揚げ物を100食とは、設立まもない子ども食堂にもかかわらず・・・たくさんの量を準備されていてとても驚きました!
五台子ども食堂は、イートイン、テイクアウトの両方で対応しているそうです。
代表の武田さんは、調理専門学校の先生!
「苦手なお野菜も子どもたちに食べてもらえるように細かく刻んだりして、工夫して取り入れています」
準備ができた豚汁の中をのぞくと、ナスや玉ねぎ、じゃがいもなどおやさいがたっぷり!からあげは、下味をつけて揚げて、しょうゆやみりんなどで甘辛くしあげたソースが絡めてありました。
出来立てすぐ提供!揚げたてからあげは絶品!
準備が整ってきたタイミングで受付スタート。
領収書、食券を渡して、配膳の用意が整ったタイミングで、イートインの皆さんが中に入る形式でした。
からあげ丼には、人参の酢の物や五台子ども食堂事務局の一人でもある土橋さんのご実家で育てたプチトマトも添えていろどり豊か!
豚汁は、1口のIHにのせて、あったかい状態で提供していました。
子どもたちも「からあげも豚汁もおいしい!」と大絶賛。
親子連れや友だちとくるなどさまざま。
みんなでテーブルを囲みながら、楽しそうに食事をされていました。
からあげは、できたてを提供!受付が始まってからも、調理室から運ばれてきていました。
落ち着いたタイミングでも私も皆さんと一緒に食事!
まずは、からあげをひと口。揚げたてというのもあって、サクッとジューシー!
下味もしっかりついたからあげに、甘辛いソースがたっぷりかかっていて、ごはんが進みます!
キャロットラぺも、甘酸っぱいくて箸休めにちょうどいいですね✨
豚汁にはめずらしいナスも入っていて、たまねぎの甘さもある老若男女問わず大好きな味わいでした!
ごちそうさまでした♪
子どもたちへの思いと新たな取り組み
「イートインでもテイクアウトでも食べやすい味付けを心がけています」と武田さん。
いただくお野菜なども考えながら、どこで食べてもいいように味付けも意識して献立をきめているそうです。五台子ども食堂の運営を始めて半年。この子ども食堂をきっかけに、子育て支援や学習支援、子どもたちの居場所づくりなどの取り組みも考えていて、法人化も検討されているとのこと、武田さんの熱い想いを伺うことができました。
調理や配膳をお手伝いしていた学生さんや子どもたちは、「料理が大好き」「お手伝いがしたい」と
率先して活動していました。
子ども食堂のチラシは、五台地区の小学校でも配布しているそうです。
ボランティアに参加している方でもチラシをみてお手伝いに来られた方や、ボランティアに参加している人からの紹介でと様々。
いろいろな人が関われるのも子ども食堂の魅力のひとつです!
子ども食堂は、料理が得意な人じゃないと・・・ということはありません。
受付や配膳、子どもたちと一緒に遊んだりと、子ども食堂ごとで内容はさまざまですが、誰でも気軽に参加することができます。
子ども食堂に少しでも興味がある方がいればぜひ、サポセンにお問い合わせください!
そして、最後に告知になりますが、今回ご紹介しました「五台子ども食堂」さんが1月の子ども食堂スタートセミナーで事例紹介いただけることになりました!詳しくはホームページをご覧ください!!
最後までご覧いただきありがとうございました。
子ども食堂調査まだまだ続く!
次回も乞うご期待!
五台子ども食堂(運営:五台子ども食堂実行委員会)
開催日時:第3日曜11時半~13時半
開催場所:ふれあいセンターごだい
SNS:https://www.facebook.com/profile.php?id=61557900459017
※詳しくは、お問い合わせください。