ふくしまいいもん、田舎いいもん《里帰り日記④》
福島たび、続きはこちらから。
旅といっても、一泊二日なのでもうお別れ。
母に最寄りの新幹線の駅まで送ってもらいます。
お楽しみなのが駅の売店。買うものは大抵いつも一緒ですが、店内を一通り見ないと気がすまない!
せっかくなので、買ったものを新幹線の中で広げてみました。
1.まずは三万石のエキソンパイ。
柔らかなパイ生地に白餡と胡桃が入っています。素朴な風味ながら、胡桃の食感がアクセントになって食べ飽きない味。夫の好物。
2.同じく三万石のままどおる。
キングオブ福島銘菓として名高いですが、わたしはプレーンではなくチョコ味の方が好き。売ってないことも多いので見つけたらラッキー!と思って買ってみてください。美味しいです!
3.続いて、おしどりのミルクケーキ。
これは福島のお土産ではないんですけど、静岡ではあまり見かけないのでつい買ってしまいます。よくみたら、山形の企業が作っているようですね。
子供の頃によく食べた思い出の味です。
固いのにモロモロとほぐれる不思議な食感が癖になります。
4.極め付けは酪王カフェオレ!
牛乳の味が濃くて大好き!
子供の頃から当たり前に飲んでいるので、気付かなかったけれど、実はかなりのクオリティ。
わたしは普段あまり大袈裟なことは言わない性格なのですが、これだけは言わせてください。
「酪王カフェオレは日本一美味しいコーヒー牛乳だ!!!」
(コーヒー牛乳だー…!)
(牛乳だー…!)
(だー…!)←こだま
満足したのでお土産はしまって(笑)、東北新幹線のお楽しみ、車内誌「トランヴェール」を読んでまったり。
最後まで旅を楽しみました。
おわりに。
福島の風景はわたしにとっては見慣れたもので、特別文章にするほどのことでもないと思っていました。
そもそも最初は書く気がなかったので、写真も全然撮っていなかったのですが、いざやってみると書くことが結構あるなあ!
書くことで地元を再認識できたのは、とても良かったです。
大した観光地も、特色もない。
そんな地元があまり好きではなかった時期もありましたが、今はこのなにもない感じが何よりも貴重なのだと思います。
何かの本で読みました。
「ないということは、そこに何かあるということ」だと。
確かにそうなんだと思います。
この「なにも無さ」に救われる人はきっと多いだろうから、日本の田舎よどうかそのままで!と願わずにはいられない。
そんな旅となりました。