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これは活火山?溶岩のようにバターが流れるクッキー


クッキーが好きで自分でもよく作りますが、買って食べることもあります。
というか、正直買う方が多いかもしれません。
お菓子の先生やってるのに面目ないです。

美味しいクッキーに出会いたいなら、てっとり早いのはデパ地下です。そこには間違いなく美味しいクッキーがあります。最近はクッキー缶ブームもあり店頭がいつも華やかです。



缶に気合いが入っているので、缶目当てで買う人も少なくないと聞きますが、私にとっては缶はおまけで、純粋に美味しいクッキーを食べれればいいと思っています。


では、私にとっての「美味しいクッキー」とは、どんなものかというと、

①サクサク感、ザクザク感、サクホロ感など、軸となる食感がある。

どの食感でもいいけれど、そのクッキーが売りにしている食感が、ちゃんと全面に表れていることが大事。軽くてサクサクなのか、食べごたえのあるザクザクなのか、崩れそうにもろいサクホロなのか。

②がっつりバターの風味がする

バターのまろやかで香ばしい香りが立っていること。美味しいバターなくして、美味しいクッキーにあらず。

③食感や味が単調にならず、アクセントやワンポイントの工夫がある。

わかりやすいのはナッツ。カリッとした食感はアクセントになって食べ飽きない。アイシングやチョコレートコーティング、シュガーがまぶしてあるのも好ましい。



で、そんな私の理想のクッキーが最近見つかったのです。しかもコンビニで。
コンビニでここまでハイクオリティなクッキーに出会えたこと自体に感動しています。


それが、セブンイレブンの
「なだれとろけ製法 バターステイツクッキー」です

まず、なだれとろけ製法ってなんだよってツッコミたくなります。企業はすぐにホニャララ製法って使いたがるけど、なんだよそれって。

某ポテトチップスの「やみつきエンドレス製法」とか、某柔軟剤の「ダイヤモンドアロマ製法」とか。

で、このなだれとろけ製法も最初はよくわからんなと思ったけど、開けてびっくり。確かに生地の層がなだれのように重なっているのです。


そして、その大きさ、その堂々たるシルエットはまるで富士山!

製品HP文面を借りると、



バターを「旧来の常識を超えた豊富な量でたっぷり生地に練り込んで」

(常識を超えた、というところに高いポテンシャルを感じます)

「窯の熱で大量のバターがとろけだし、生地全体がなだれをうって広がりはじめ」「その最良のポイントで焼き止める」


それが「なだれとろけ製法」なのだそう。  


この文章を読んだ時、私の頭の中では噴火した山から大量のバターが勢いよく斜面を流れていく、そんな情景が浮かびました。


クッキーという名の活火山。
バターという名の溶岩流。



美味しさは爆発だ!

叫びたくなります。



一口食べると、グラニュー糖が薄くまぶされた外側の生地はくずれるようなサクホロ食感。
食べ進めるに従って、サクサク食感。
グラデーションのように自然に変化していきます。


軽いのに食べ応えがあり、しっかりとした厚みがあるので、噛むほどにバターの風味が感じられます。


なんだこれ、めちゃくちゃ美味しいぞ。


お値段は3個で300円弱と決して安くないけれど、一つ食べただけでかなりの満足感。
リピート必至の美味さです。
(実際、私はここ1ヶ月で5袋買いました。笑)

何より、コンビニでこんなに美味しいクッキーか買えることが有難いです。



近くにデパートがない田舎に住んでいて、しかも、インターネットで知らない商品を買うのが怖いチキンな私にとっては、まさに神!

クッキーが好きな人も、そうでもない人も、一度は試してほしい「バターステイツクッキー」

バタースティックではございません、
バターステイツ・・・・クッキーですよ!
(私は見間違えていました。笑)


どうぞ、名前だけでも覚えてかえってくださいね。







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