「苦手」だからこそ「強み」に変えやすいのかもしれない
お仕事も一旦落ち着き、今日はリフレッシュも兼ねてnoteを書いています^^
たまには仕事のことを少しだけ。
noteは自分にとって「プライベートな空間」という感覚なので、仕事に関することって、自分の場合は少なめなのかもな、と過去記事を眺めていて気づきました。
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少し前、仕事の依頼者の方にこういったメッセージをいただきました。
「えぇ、そうなのですか!?」と、つい独り言が出そうになりながら、以前から、どこかで見てくださっていたのか、ともさらに感激。(ありがとうございます……!)
もちろん、お言葉も嬉しいのですが、何より嬉しかったのは、こうして「気持ちをわざわざ伝えてくださる心遣い」でした。
私は普段、企業さまのコンテンツ制作のお手伝いをさせていただいております。大変なこともありますが、たまにこのような言葉をいただけて、ほわっと温かな気持ちになることがあります。
私もこんな風に感謝や思いを、しっかり伝えられる人でありたいなぁと学びました。
依頼者の方は、「忙しい」または「苦手」だから依頼されるのですよね。だから、そのようなある意味「自分に余裕がないはず」の中、わざわざ仕事の進行上、伝えなくても問題ないような温かなメッセージをいただくと、冷静に受けとめつつも大変、スペシャル感激します。
こうした依頼者さんがいたおかげで、会社の業務でも、ディレクター業務を経験したときも、上司や同僚、クライアントさん、ライターさんなどにも、なるべく「温かな言葉」や「素直に感激したこと」なども意識的に伝えるようにしていました。(もちろん、相手との関係性や性格などを考慮して、敢えて伝えないこと、やり取りは控えめでスピーディーにすることなど、人によりコミュニケーションの仕方は変えています)
自分が密かに感激することって、きっと相手もそうなのかもしれない。だって、同じ人間だから、と。
だから、毎回仕事を退くとき、関係者の方にいつも「辞められるのショックです」「楽しく仕事ができました」といただいて、「え、そうなの?」と驚きつつも「そう思っていただけてよかった」とホッとしていました。
成果を出すことはもちろんなのですが、私の場合は仕事でも、そうでなくても「自分と関わる人が笑顔でいてほしい、楽しくあってほしい」と思っているのかもな、と気づきました。
そのため、お仕事の品質を高めるのは当然ですが、こうしたわざわざ必要のない、少しの工夫やコミュニケーションが「あなたと仕事がしたい」「この人(企業)のためによりがんばろう」みたいな気持ちにもなり、自然にお互いにとって良い結果につながるのかな、とこれからも大切にしていきたいなと思っています。
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以上……とキレイに終わろうかなと思いましたが(笑)、もともとは私は、他者に対する率直な感情表現が超苦手です。
正直、冒頭にような言葉をいただいたときも、相手に感謝を伝えつつも、以前は「気を遣ってくださったのかな」「相手(企業)がすごいだけだからな」と、なんとなく「そのまま受け取ること」に長年抵抗がありました。
と陰口を言われ、仲間外れにされることもあった学生時代だったので、なんとなく他者が怖くて、自分の性格をネガティブに捉えていました。
おそらく、人と打ち解ける(信頼する)のに、人よりも時間を要します。
でも、今の仕事のコミュニケーションは「メール」「チャット」も多くあります。話すのが苦手であっても、文字を打てば、口下手な自分でも時間をかけながらも内容をしっかりと考えて、意見や感謝を伝えられ、良き関係が築けます。
相手がかけてくださったポジティブな言葉も、敢えてそのまま受け取るようにもしています。
特にテキストでは、自分が思うより倍くらいの文字の温度感で関わるくらいのほうが、うまくいくな、と気づきました。
学生時代の経験があったからこそ、相手の気持ちを想像し、なるべくポジティブなことも伝え「わかりやすい人」になる姿勢が大切だと感じるようになりました。
noteの更新も、ある意味そうした感情表現の練習だったりします。
自分が「苦手だな」と思っている部分があっても、だからこそ、人よりも「より良くするには?」を意識する回数が特に増えるから、気づくと自分の強みにもなっているのだと思います。
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そんな想いで、仕事でもプライベートでも、これからも人と関わり続けていきたいなと思います。
読んでくださり、ありがとうございます。