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今年の目標をハッキリと決めていなかった。6日に創業まもないタイミングから一緒に仕事をさせてもらっている企業の、キックオフミーティングに参加した。そこで、自分がやりたいことを言葉にしていったら最終的に、ここにたどり着いた。
「正しい道より楽しい道を。最短距離より、寄り道を楽しで。」
改めて「寄り道を楽しむ」って、どうすればいいのだっけ…と思った。「寄り道」を頭で考えると難しかった。計画された寄り道は、私が思う「寄り道」ではなくなってしまう。打算的な「寄り道」は寄り道ではなく、目的地になっている。「面白そう」「楽しそう」「好き」と、身体を動く方へと進めばいい。自分の直感を信じるためには、自分の心と身体が連携している状態を作っておくことも大切だ。ガマンしないこと。自己犠牲しないこと。会社を辞めて以来、何度も自分に問うてきた。それって誰が言ってんの?誰がやっちゃダメって言ったの?よくよく観察すると、心も身体も引き留めているのは、いつも自分だった。
年が明けて10日が経ち、今年はどんな「寄り道」をしようかな……と考えていた。しかし、すでに私の「寄り道」は、はじまっていた。ワクワクすることに足を突っ込んでいる。動き出している。本屋で1日店長やってみたい。先輩が貸してくれたLeicaで写真撮りまくりたい。キャリコン技能検定1級とりたい。個人の方のインタビュー記事を書きたい。構成を学びたい。そのためには、たくさん書きたい。たくさん書いたら、また凹む。。。。凹みたがりの立ち上がりたがり。それでもやっぱり、たくさん書きたい。書くためにも体験して、会って、読んで。
本を読んだとて、すぐに書くことに活かせるほどの思考が追いつかないけれど、いつかつながる日がくるかもしれない。
Leicaについてnoteに書いたら、数人コメントをくれた方がいた。Leica、Leicaと言っていたら、Leicaを貸してくれた先輩も含めてLeicaを学びたい人も見つけた。アンテナを立てはじめると、自ずと学びが生まれる。
そもそも明確な目的地が決まっていないので、今の私にとってはすべてが「寄り道」とも言える。「寄り道」をつないで行った先にたどり着く場所が目的地のイメージだ。明確な目的地はないけれど、どんな旅をするかだけは明確にある。
「楽しい旅」をする。
「楽しい」は、ラクな状態ではない。しんどさも苦悩もまるっと含めて人生楽しいんだ。これは、これまでたくさんの人の人生ストーリーを聞いたり読んだりしてきてそう思う。谷があるから、山ができる。山の頂上ばかりの人生は、空気薄くてそれもしんどいし、飽きそう。凸凹道を楽しんで歩きたい。
凹むためにチャレンジしているのだと思う。
安牌の道を選び、チャレンジさえしなければ、凹むこともないし、心折れることもなかろう。いや、それでもやっぱり人は慣れる生き物だから、退屈を感じそうだ。で、結局、ちょっといつもと違うことをやってしまうだろう。そして凹んで、また立ち上がるのだろう。
そうして、毎日ちょいちょい凹んでは、ごはんを食べて凹みを埋めつつ生きている。時々、お客さんの声とか、読者の声とか、嬉しい言葉をもらってうれしくなる。
いつもいつも、「ありがとう」と言ってくれるコリスの存在もすごく大きい。「ありがとう」と言ってもらえると、それだけ凹みが埋まる。凹んだカタチも自分なのだけど、ずっと凹んだままの形ではいられない。なにかしらを見つけて埋めようとする。自然治癒力だ。自分で自分に「ありがとう」と言ったりして、また丸に戻っていく。「ありがとう」の威力を知る。
「ありがとう」「ごめんなさい」をちゃんと言える人間でいたい。
そんなことか…と思える基本なのかもしれないが、コリスを見ていると、できていないと感じる。ちゃんと言葉にしていく、大切にする。
そして、引き続き、自分の心がなににワクワクしているのか、していないのかを観察し、心に正直に生きていきたい。大事なことは、周囲の目より自分の目。
昨晩、友人たちと集まり、21時〜3時までzoomでダラダラ話した翌朝に考えたことを記しておく。
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