マガジンのカバー画像

「聴くこと書くこと生きること」学びnote

313
書くこと、生きることを学ばせていただくnoteです!
運営しているクリエイター

2018年11月の記事一覧

「市井の人たち」を描きつづける上原隆さんにノンフィクションの取材について聞きました。

「市井の人たち」を描きつづける上原隆さんにノンフィクションの取材について聞きました。

たえがたき「ある一日」を紡ぎつづける作家の話「後編」です

なんてヒドいことを聞いてしまったのか?
長いインタビューの間に、質問したあと自身で「ああ…」とうなだれることがあるという。
読者としても、このひとは、すごいことを聞くんだなぁと思う。
しかし、そのヒドい質問ナシには人物記は芯を欠いたものになる。
そうしたスリリングなやりとりが、上原さんの短編コラムの魅力でもある。

聞き手・文=朝山実

もっとみる
たえがたき「ある一日」を紡ぎつづける作家の話

たえがたき「ある一日」を紡ぎつづける作家の話

聞き手・文=朝山実
写真=山本倫子(モノクロメモは朝山実)

コラムノンフィクションの第一人者、上原隆さんに話を聞きました。その前編です。

 わたしが書店営業をしていた頃にボブ・グリーンやピート・ハミルがベストセラーになったことがありました。ほろ苦さやこころ温まる話で、ノンフィクションであること、主人公は市井の人物であること、短編であること、視点と筆致に特色がありました。沢木耕太郎の本もよく読ま

もっとみる
タイトル付けは「2つの意識」を持つだけで劇的に良くなるという結論に行き着いた

タイトル付けは「2つの意識」を持つだけで劇的に良くなるという結論に行き着いた

↓このnoteを購入してくださった方の感想↓

Webメディアの記事のリーチは、タイトルひとつで劇的に変わる記事のタイトル付けに悩む人は多いと思いますが、それは正しい行為です。

なぜなら、僕自身これまで長らくWebメディアを運営してきて、タイトルひとつで記事のリーチが10倍以上変わる事例を何度も見てきているからです。

※そういった経験もあり、新R25でも記事の入口となるタイトル(およびサムネイ

もっとみる
「いい文章」を書きたいなら「いい文章」を書こうとしてはいけない

「いい文章」を書きたいなら「いい文章」を書こうとしてはいけない

いい文章を書くにはどうすればいいか? 先日、それについてあれこれとツイートしたのでnoteにまとめときます。



いい文章を書くには、いきなりいい文章を書こうとしないこと。下手でも意味わかんなくてもとにかく書きなぐる。ぼんやり思っていることをまず吐き出してしまう。

その「言葉の塊」を今度は客観的に見てわかりやすく整えて編集していく。少しずつ削って最高の輪郭にしていく。一発で美しい彫刻は生まれ

もっとみる