朝山実

ライター&編集 117waniwani(ア)gmail.com 編集『「私のはなし 部落のはなし」の話』『君が死んだあとで』ほか 著『お弔いの現場人』『父の戒名をつけてみました』(中央公論新社)など 「ウラカタ伝」http://waniwanio.hatenadiary.com/

朝山実

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マガジン

  • はたらく現場

    喪に関わるひとたち編(霊柩車の工場の職人さん、墓じまいを任される石屋さん、ホテルマンのように自宅のお葬式を取り仕切るひと、若い女性納棺師さん、きびきび祭壇の花を飾るひと、、、)

  • ノンフィクションの書き手に聞いてみた

    雑誌媒体に取材記事は載ったけど、じつは分量の関係で載せられなかった部分がもったいないくらい面白かったので、ここに載せときます。

  • 本のこと

  • 誰も訊かないから聞いてみた

    ドキュメンタリー映画の作り手に疑問などをぶつけてみた。インタビュー

  • インタビュー田原町

    浅草・田原町の本屋さんで行っている、ノンフィクションの書き手にきくインタビューシリーズ

最近の記事

  • 固定された記事

市井の肖像を撮る写真家・鬼海弘雄をたずねる(前編)

「午後のかんだん」 2020年2月、鬼海弘雄さん宅を訪問しました(前編)インタビュー・文責=朝山実 写真=山本倫子 「写真、見る?」  おじゃましてから3時間を過ぎたころ、鬼海さんが平たい紙の箱を取り出し、カメラマンの山本さんにたずねる。ニューヨークの写真展用に紙焼きしたものだという。 「ええー、いいんですかぁ」  声を躍らせる山本さんに、鬼海さんは、この日いちばんの笑顔をみせた。床に箱を置き、ペッタリと座り込み、一枚ずつ眺めるふたりを見て、鬼海さんの妻の典子さんと長女の

¥150
    • 「何ンすか、これは?」

      10/12(土)Readin' Writin' BOOK STOREで行った「インタビュー田原町14 キッチンミノルさんにききました」の記録(後編)です。 「写真のいいところは音声が載らないことなんですよね。だから、撮っている間、ぼくはずっとしゃべっています。『何ンすか!?これ』とか言いながら」 前編からつづく 前編は↓ 「インタビュー田原町」はノンフィクションの書き手に「取材現場」のことをきくシリーズ。 しゃしん絵本『ひこうきがとぶまえに』を刊行。飛行場の隅の格納庫で

      ¥200
      • 写真家のキッチンミノルさんに、春風亭一之輔さんを一年追った写真のことなどズケズケききました「インタビュー田原町14」の記録(前編)

        10/12㈯に行った「インタビュー田原町14 キッチンミノルさんにきく」の記録です。 会場のReadin’Writin’ BOOK STOREさんでは、10/2~13まで、キッチンさんの『ひこうきがとびたつまえに』刊行記念の写真展も開催していました。 大人も楽しめる「しゃしん絵本」『ひこうきがとぶまえに 航空整備士の仕事』を刊行したキッチンさん、じつは独学で写真技術を習得。前職は不動産業のセールスマン(かなり優秀だったらしい)でアイデアマン。 『ひこうきがとぶまえに』では

        ¥300
        • 「じつは初めてのトークイベントの最中に寝ちゃったんです。ゲストなのに」

          「一度、トークイベントのゲストだったときに大失敗したことがあるんですよ。お酒を飲める場所だったのでグイグイやっていたら、イベントの最中に寝てしまったんです。そう。ぼくが」 10/12㈯に「しゃしん絵本作家」のキッチンミノルさんをゲストに「インタビュー田原町14」をReadin’Writin’ BOOK STOREにて行いました。 会場参加は7人。今回チケットサイトを使えなかったこともあり案内が行き届かなかった。「もっと前に行ってくれたら。配信ないの?」とか。その分濃い対話で

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        市井の肖像を撮る写真家・鬼海弘雄をたずねる(前編)

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        • 「何ンすか、これは?」

        • 写真家のキッチンミノルさんに、春風亭一之輔さんを一年追った写真のことなどズケズケききました「インタビュー田原町14」の記録(前編)

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        • インタビュー田原町
          39本
        • 誰も訊かないから聞いてみた
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          51本
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          29本
        • 「きみが死んだあとで」インタビュー
          5本

        記事

          『五香宮の猫』のポスター貼りのお願いで町をまわる、想田和弘監督に話をきいてみた

          ドキュメンタリー映画をめぐる、ざつだん的インタビュー 「何で好きなのか? あらためて考えると、何でだろう…」 コロナ堝で27年間暮らしたニョーヨークを離れ、プロデューサーでもある妻と二人して瀬戸内の港町・牛窓に移住した。『選挙』『精神0』など、独自の「観察」手法でドキュメンタリー映画を撮ってきた想田和弘監督の10作目『五香宮の猫』が10/19から、東京渋谷・イメージフォーラムほかで公開となる。 五香宮(ごこうぐう)は、古くから牛窓の高台にある神社で、「猫神社」と呼び、わ

          『五香宮の猫』のポスター貼りのお願いで町をまわる、想田和弘監督に話をきいてみた

          「オイシイ言葉にもうメモ、メモ!!」 "インタビュー田原町13 "『潜入取材、全手法』の横田増生さんにききました(後編)

          9/15㈰・Readin’Writin’ BOOK STOREにて行った、横田増生さんのインタビュー記録(後編)です。 14000字(有料イベントの記録のため本記事も有料ですが面白いのでぜひ。参加者の方には、お手数ですがメールをいただけましたら前後編合わせて全文記事プレゼントさせていただきます。休憩中のやりとりも書き起こしています) 前編を読む👇 客席からのリポート。ヘエー、そういうふうに見えていたんだという。↓ 『ユニクロ潜入取材一年』『潜入取材、全手法』を読み、横田

          ¥300

          「オイシイ言葉にもうメモ、メモ!!」 "インタビュー田原町13 "『潜入取材、全手法』の横田増生さんにききました(後編)

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          どうして、ひとり出版社を起業したんですか? 異能の"しゃしん絵本作家"キッチンミノルさんにきく 10/12(土)インタビュー田原町14

          10/12(土)19:00~20:50 浅草・Readin’Writin’ BOOK STORE (http://readinwritin.net/category/news/)にて 「インタビュー田原町14 キッチンミノルさんにきく」 ノンフィクションの書き手に「取材して書くこと」についてきく「インタビュー田原町」の14人めのゲストは、写真家のキッチンミノルさんです。 物書きさんではないけれど、取材の仕方はライター以上に貪欲タイプだとみています。 ご案内(参加申込み方法

          どうして、ひとり出版社を起業したんですか? 異能の"しゃしん絵本作家"キッチンミノルさんにきく 10/12(土)インタビュー田原町14

          「彼はスタン・ハンセンと同い年なんです」インタビュー田原町13 『潜入取材、全手法』の横田増生さんにききました

          9/15㈰・Readin’Writin’ BOOK STOREにて行った、横田増生さんのインタビュー記録(前編)です。  15000字(有料イベントの記録のため本記事も有料ですが面白いのでぜひ。参加者の方には、お手数ですがメールをいただけましたら前後編合わせて全文記事プレゼントさせていただきます。開演前のやりとりも書き起こしています)   潜入のマル秘グッズを持参   この日、二人して開場時間には席につき、入って来られるお客さんを見ながら雑談から始めてみた。 事前に横田さん

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          「彼はスタン・ハンセンと同い年なんです」インタビュー田原町13 『潜入取材、全手法』の横田増生さんにききました

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          インタビュー田原町14 キッチンミノルさんにきく

          10/12(土)19:00~20:50 浅草・Readin’Writin’ BOOK STORE (http://readinwritin.net/category/news/)にて 「インタビュー田原町14 キッチンミノルさんにきく」 ノンフィクションの書き手に「取材して書くこと」についてきく「インタビュー田原町」の14人めのゲストは、写真家のキッチンミノルさんです。 この春、テキサスブックセラーズという、ひとり出版社をたちあげたばかり。第1冊は、空港の端にある巨大な格

          インタビュー田原町14 キッチンミノルさんにきく

          顔はどこから描き始めますか?フムフムの金井真紀さんにきいてみた

          ノンフィクションの書き手に「取材と書くこと」についてきく「インタビュー田原町」12人めのゲストは、『テヘランのすてきな女』(晶文社)を出されたばかりの金井真紀さん。 8/11㈰、Readin’Writin’ BOOK STOREにて行った、「インタビュー田原町12 金井真紀さんにきく」の記録(後編)です。12000字 前編から読む👇 話すひと=金井真紀さん きくひと🌙朝山実(構成・文) (5分間の休憩中、🌖人前でするインタビューは何度やっても慣れることがない。雑誌媒体の

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          顔はどこから描き始めますか?フムフムの金井真紀さんにきいてみた

          ¥200

          めざすは、ワンショット・サーベイの帝王!?

          8/11㈰、Readin’Writin’ BOOK STOREにて行った、「インタビュー田原町12 金井真紀さんにきく」の記録(前編)です。10000字 ノンフィクションの書き手に「取材と書くこと」についてきく「インタビュー田原町」12人めのゲストは、『テヘランのすてきな女』(晶文社)を出されたばかりの金井真紀さんでした。 開演5分前。会場は中二階の畳桟敷も含め満席(ありがとうごさいました!) 開場すぐ、一階の前列中央には早くに来られ着席さていた白杖の男性がいらっしゃいま

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          めざすは、ワンショット・サーベイの帝王!?

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          賢治と鮎川信夫とタテカンと 【インタビュー田原町、絵本作家の舘野鴻さんにきく(後編)】

          『うんこ虫を追え』(福音館書店)を書かれた絵本作家・舘野鴻(たてのひろし)さんと、映画『うんこと死体の復権』の前田亜紀プロデューサーをゲストに、 8/17.Readin’Writin’ BOOK STOREにて行った、“インタビュー田原町・番外編”(後編)の記録(15000字)です。 前編を読む↓ ちなみに虫の話がたくさん出てきます。インタビューするアサヤマは、虫が大の苦手です(苦笑) ゲスト対話者 舘野鴻さん (絵本作家 『うんこ虫を追え』など)      × 前田亜

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          賢治と鮎川信夫とタテカンと 【インタビュー田原町、絵本作家の舘野鴻さんにきく(後編)】

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          9/15(日)田原町13のゲストは、“潜入ルポ”の横田増生さん

          横田さんはなぜ、 潜入するのか?ノンフィクションの書き手に「取材して書くこと」について訊いてきた「インタビュー田原町」の13人めのゲストは、最新刊『潜入取材、全手法』(角川新書)を書かれたばかりの横田増生さん。 9/15㈰19:00~20:50 浅草・Readin’Writin’ BOOK STORE(銀座線・田原町駅3分)にて、 「インタビュー田原町13 横田増生さんにきく」を行います。 ユニクロ、amazon、ヤマト運輸などの企業から米国大統領選トランプ支持の選挙ボラ

          9/15(日)田原町13のゲストは、“潜入ルポ”の横田増生さん

          舘野さんはなぜ、きらわれ虫を描くの?

          一度観たら固定観念を激しく揺さぶられる!? 話題のドキュメンタリー映画『うんこと死体の復権』(関野吉晴監督)にも出演されている絵本作家の舘野鴻さんと、前田亜紀プロデューサーをゲスト。 8/17(土) 浅草・Readin’Writin’ BOOK STOREにて行った、“インタビュー田原町・番外編”(前半)の記録(13000字)です。 ちなみに虫の話がたくさん出てきます。進行役は、虫が大の苦手です(苦笑) ゲスト対話者 舘野鴻さん (絵本作家 『うんこ虫を追え』など) ×

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          舘野さんはなぜ、きらわれ虫を描くの?

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          『うんこと死体の復権』×『うんこ虫を追え』

          8/17㈯19:00~20:45 浅草・Readin’Writin’ BOOK STOREにて 「インタビュー田原町番外編 舘野鴻さんにきく」をします ドキュメンタリー映画『うんこと死体の復権』の中に登場する3人のメインキャストのひとりにして、 『うんこ虫を追え』を先ごろ刊行されたばかりの絵本作家・舘野鴻(たてのひろし)さんと、 映画プロデューサーでカメラ越しにその仕事ぶりを見つめてきた前田亜紀さん、 おふたりをゲストに「インタビュー田原町」の番外編を行います。   昨春

          『うんこと死体の復権』×『うんこ虫を追え』

          『地震と虐殺』を書かれた安田浩一さんに、取材し書くことについてききました

          6/30㈰、浅草・Readin’Writin’ BOOK STOREで行った ノンフィクションの書き手に“取材し、書くこと”についてきく、 「インタビュー田原町11 安田浩一さん」の記録(約19000字)です。 開演10分前、会場では「京成線」という唄を流してもらっていました。 安田さんの最新刊『地震と虐殺 1923-2024』(中央公論新社)の中に、この唄を歌っているシンガーソングライターの李政美(イ・ジョンミ)さんの話が出てきます。安田さんへのインタビューは、安田さんが

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          『地震と虐殺』を書かれた安田浩一さんに、取材し書くことについてききました

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