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【830球目】営業と製造

派遣会社で『営業にあがる』という言葉を使うことがあります。
私はこの言葉が大嫌いです。ですので三陽工業では使いません。営業に変わる、ジョブチェンジする、そういう言葉を使います。
今日はそんなことを書いていきます。


営業が上?

営業が上の様な感覚を持ってしまう、『営業にあがる』という言葉。
営業と製造はどちらが上でも無いはずですが、そんな言葉が当たり前に使われていたりします。営業と製造は前工程と後工程の様なものです。
なのに、不思議なことにそんな言葉が生まれています。

以前もnoteに書いたことがありますが、派遣会社で社員数〇〇〇〇人。
という記載。そこに派遣で働いている人は含まれていない場合があります。
これもまた不思議なことです。製造業をやっていると、営業より製造の方が上なのではないかという気持ちにもなってきます。製造メーカーで営業している人は感じたことがあるかもしれません。少し無理な注文をお客様から取ってきたら、製造が猛反発するようなこともありますよね。

繰り返しますが、営業と製造は前工程と後工程なだけです。
どちらが上でもありません。そして、いつでも製造現場の応援をする気持ちを持ち続けています。まぁ対して役には立ちませんが、やれることはあるはずです。

製造派遣

製造派遣。その歴史を紐解いていくと、まあまあややこしい話になります。
三陽工業の当たり前が当たり前でないことを最近感じました。生産推進グループがやっていることが当たり前ではありません。ただ、三陽工業としての、生産推進グループとしての当たり前のレベルを上げていくことで仲間を増やそうとしています。

仕事の進め方

仕事の進め方は人それぞれでしょう。
私の進め方が万人に受け入れられるとも思いません。
ただ、基本的に憶病で怖がりな私は、やったことがないことに対しては臆病でしたが、リーマンショックがそれを変えてくれました。臆病で怖がりなので、万が一何かをミスした際には、瞬時に全力でそれをカバーしにいきます。秒単位を競う位のスピード感を持ってすぐさまそれを解決しにいきます。

0→1はとても大切であり、貴重なことです。
そして、それと同じくらい1→0も大切であり貴重なことです。
0→1も1→0も同じくらい難しい。

そんな難しいことに対してのスピード感に拘ります。バイクはあまりスピード出しませんが、そこのスピード感はとても拘りますね。きっと臆病で怖がりだからなのだと思います。

やると決めた事

臆病で怖がりなのに、やると決めたらやります。
県外に出た時も、生産推進グループの時も、周りの賛同はありませんでした。でも、やり始めた。結果、それが無ければ今はありません。人と同じ感性だと今がないことは痛感しています。業界の当たり前に違和感を持っていたからこその生産推進グループの誕生です。製造業と製造派遣業をやっていることも、M&Aを推進していることも、やると決めてやり続けていることです。やり続けていると、仲間が増えてきて今に至っています。

到着地点

製造派遣業の負のスパイラルが正のスパイラルになることです。
それと共にそこで働く人達が元気に、豊かになっていくことです。そうすると、日本の製造現場が元気になっていきます。元気になることで、効率化され、生産性が向上していくことに繋がっていきます。

すると、お客様であるメーカーの力がより強くなっていく訳です。そういった企業が日本中に溢れてくると、日本の製造メーカー全体が元気になっていきます。全ては繋がっています。『営業にあがる』と言っていてはそれは実現できません。営業と製造は前工程と後工程。それだけです。どちらが上でもありません。

そんな想いを実現するために、今日も三陽工業は前に進んでいきます。
本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします(#^.^#)





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三陽工業株式会社公式 代表取締役社長note
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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