メンタルが病みやすいなんてないって
おはようございます、さんくです。
ちょっと前、Xを眺めてたらうつ病界隈でバズってたポストがありました。
20万以上のインプで、ポストした人も10万近くフォロワーがいるのでおそらく界隈の重鎮なんでしょう。
ポストの内容を要約すると、メンタルを病みやすい人は、まじめで自分よりも他人優先、そして他人の気持ちを考え過ぎる人らしい。
逆に病みにくい人は、適当、自己中、他人の気持ちを考えない人。
結論、世の中は不公平だと。
これは、議論の余地がありそうです。
まず前提として、世の中はそもそも公平ではないってこと。心の病の視点から見ても、そりゃ年中元気な人もいれば、ずっと閉じこもってる人もいる。
ただ年中、元気であれば幸せで、閉じこもってれば不幸かと言えば、それは違う。
僕はブラック企業に15年働いて、毎日のようにメンタルは病んでましたが、不幸と思ったことは一度もありません。
メンタルが病んでいようと、家族と週末遊ぶのはめちゃくちゃ楽しかったし、今でも忘れられない思い出ばかり。
メンタルがすこぶる元気だろうが、調子がびっくりするくらい悪かろうが、幸せの矢印は自分の心に向けるべきではなく、外に向けるべきと思います。
自分がどんな状態であろうと、今この瞬間、目に映ってることが全て真実。
大好きな人とデートしてたら嬉しいだろうし、時間を忘れ仲間とホロ酔いになりながら語りつくすのも最高に楽しい。
僕は、妻や子どもがキャッキャ言いながら遊んでるのを見るのが最高に嬉しいです。
しかし、そのような時間でも、会社のことがチラつきブルーになる、なんとなく気分はさえないとなるのであれば、自分に向き合い過ぎと考えてます。
常に心が安定してないと、目の前のことを楽しめないのであれば、その時は一生やってこないでしょう。
冒頭のポストに戻ると、病みやすい人、病みにくい人の視点が自分の性格から判断されてましたが、ぶっちゃけそれは関係ないと思います。
いや関係あるんだろうけど、関係ないと思うようにしていきたいです。
さすがに、40過ぎて今から性格変えられませんw
病みやすい人、病みにくい人の特徴があるのか僕には分かりませんが、自分の心の状態を常に過剰に気する人は疲れやすいかもしれません。
幸せの目線は自分の心の状態ではなく、目の前に起きてることが楽しいのか嬉しいのか。それとも悲しいのか、辛いのか。
楽しかったら全力で浸ればいいし、悲しければ少しずつ良くなるように一歩一歩あるいてく。
僕はできなかったけど、ブラックに勤めてる時も、自分の心のバランスばかりに気をとられず、目の前のお客さんがどうすれば喜んでくれるかを考えたかったな。そうすれば、また違った社会人生活になったのかなと思います。
トライ&エラーの連続。年をとれば経験値も上がり、これからが楽しみです。