21年3月の読書記録
3月に読んだのはこの14冊。
(右下の2冊は2月分)
①蜜蜂と遠雷(恩田陸)
Twitterの『#名刺代わりの小説10選』で色々な人の10選を眺めたのがきっかけで久々に小説熱が高まり、小説を3冊読んだ。
その中でも『蜜蜂と遠雷』は圧巻だった。
多くの人が名刺代わりの小説に選んでいたのも納得。
ピアノコンクールのお話、クラシック音楽が多数登場。
音楽全般あまり詳しくないけど、
いや、むしろ詳しくないからこそ、純粋に本の中の世界に入り込めた。
耳を通してではなく、言葉を通して頭の中で音楽を楽しめる。
こんな文章を書きあげてしまう恩田陸さん、
尊敬しかない。
読了後にYouTube musicで蜜蜂と遠雷クラシック集を聞いたけど、
音楽に疎い私は圧倒的に本の方が音楽を楽しめた。
ここまで夢中になって読んだ本は久々。
こういう出会いがあるから、小説はやめられない。
②ちきりんさんの本(5冊)
Voicyがきっかけでハマったちきりんさんの本を5冊読了。
思考のきっかけをもらえる言葉が多くて、今までの自分を振り返ったり、今後の生き方、理想の暮らしを考えるきっかけになった。
疑問さえきちんと持てればたとえ時間がかかっても自分なりの結論に必ず到達できる
いい質問ができるということは答えに半分手が届いている
「悩みどころと逃げどころ」
ちきりん・梅原大吾
自分の過去、現在、未来に対してもきちんと疑問を持ってみよう。
③明日の子供たち(有川ひろ)
これは今月読んだ本ではないけど、いい本に出会うといつも思い出す言葉。
どの本を読めば救われる、なんてことは決まっていない。誰に何が響くかは読んだ本人にしか分からない。
だから、どの本も大事にしなくてはいけないのだ。どの本も、誰かを救う可能性がある。
明日の子供たち 有川浩
コロナで引きこもりがちな日々だけど、本を通してたくさんの学びを得られるのは本当にありがたい。
今月も本との出会いを楽しめますように。